イギリス子育てレポート

イギリスで子育て奮闘中。調べたこと、やってみたこと、感じたことをレポートします。

怒涛の7月終了ー産休開始と30代折り返し

7月が終わってしまいましたね…今週から産休に入りました。金曜には妊娠36週、臨月です。そして昨日は35歳の誕生日でした。

 

今年前半を振り返る

お正月直前に2人目妊娠が発覚してから、これまでの間にかなり色々なことがありました。

4月までは、ロンドンで住んでいたフラットを売るのに悪戦苦闘(買い手は9月にすぐ見つかったのに手続きがめちゃくちゃ大変で半年以上かかった)。4月頭になんとか売却したのと同時にブリストルで一軒家を購入。見た目の状態は良い家だったのですが、住み始めてみると問題がボロボロと見つかり、家の改築・修繕で大忙しでした。

その頃、つわりは大したとこなかったのに、引越し後の片付けに加えてどんどん見つかる家の問題にストレスマックスだったからか、謎の咳が続いて体調は最悪。5月のGWには日本に一時帰国してエネルギーチャージしてから、やっと少しずつ体調も心の状態も上向きになってきました。

 

7月に入ると産休カバーの人が入り引継ぎ開始。日本よりも転職が一般的で仕事の流動性が高く、決められた仕事に人を付ける形で雇用するイギリスでは、誰かが産休に入ったら丸っとそのポジションに新しい人を有期雇用で雇い入れるのが普通です。前回も今回も私の産休には1年間の契約で新しい人が入ってくれました。

引継ぎは思った以上に大変でこの一カ月間バタバタでした。でも出来るだけのことはしたと思うから、仕事のことはしばらく忘れてようやく終わりが見えてきた家の修繕と片付け、赤ちゃんを迎えるための準備に集中します。

 

イギリスで過ごした30代前半を振り返る

29歳になる年に日本で結婚してイギリスに来たので、私の30代はずっとこの国で過ごしました。引っ越してきた当初は収入もないし、配偶者ビザだから夫がいなければこの国に住む資格もなし。さらに住んでた家は夫の両親所有だったから、一人じゃ絶対に生きていけない状態でした。仕方がないことだったけれど、自力で生活できない自分が嫌で嫌で、どうしようもない癖に一人でもがき苦しんでいた気がします。

そんな中、直接職には結びつかなかったけれど大学院を出て多少は英語で生活することに慣れ、辞めるときには色々と不満を持った日系企業の事務だったけれど仕事にも就けて次の職につながる経験も積めて、無事に永住権も取得して。当時は目の前の課題を一つ一つクリアしていくことしか考えていなかったけれど、少しずつ確実に何かを身に付けてきました。

そして、念願だったただの事務じゃない、日系じゃない、やりがいがあって働きやすい仕事に就けて、家も買って子供にも恵まれて、今までの経験全部無駄じゃなかったと思える状態に満足です。

 

20代の頃は、自分がどう見えるのかが気になってばかりでした。そのせいか年をとるのが怖かった。見た目だけじゃなくて自分が持ってるものにも自信がなかった。仕事でアピールできるようなスキルや経験も足りないし、今の状態のままで40歳になるなんて絶対に嫌でなんとかしないといけないと常に思っていました。

でも、今なら40歳までにまたきっとまた新しい何かを得られるような気がします。変わりたくてもがいていた30代前半を折り返してみて、年をとることをポジティブに捉えられるようになった気がします。

きっと自分の人生に子供の成長を見守る喜びが加わったのも年をとるのが怖くなくなった理由の一つです。一方で、子供の成長だけが自分の喜びという状態にもなりたくないから、仕事を含めて子育て以外に頑張る何かをこれからも持っていたいと思います。イギリスでのキャリアはスタートしたばかりなので、次の5年間はどこまで上を目指していけるか。頑張ります。

 

これからはもっとブログを更新したい

久々の更新で自分を振り返ってみましたが、なかなか長女の子育てについて振り返って書くことはできずにいます。ブログを始めた当初に書きたかったスリープトレーニングとBaby Lead Weaning (BLT)についても、中途半端で止まってしまっています。書きたいことは色々あるのに。

多分、これからも過去のことを書くのは難しいだろうけれど、次女が産まれたら今度こそ成長にあわせて更新していくつもりです。せっかく産休に入ったんだから、ブログを頻繁に更新するっていうのも一つの目標です。

話題があれこれ飛びまくりなこのブログですが、今後も日本とちょっと違うかもしれない育児を紹介するというのをメインに今後もやっていくので、どうぞよろしくお願いします。