イギリス子育てレポート

イギリスで子育て奮闘中。調べたこと、やってみたこと、感じたことをレポートします。

イギリスの保育園で節分ごっこ

週末は節分でしたね。実家にいた頃は母が用意してくれたから毎年豆まきしていましたが、10年近く前に実家を出て以来今まで何もたことがありませんでした…。

そろそろ娘も色々と理解出来るようになってきたし、小さい頃から日本の行事を楽しむ習慣を作りたい。今年は何かしないと…。

と、思っていたところにちょうどよく日本のお祭りとか教えて欲しいと保育園の先生から言われたので、早速節分について説明して節分ごっこをやってもらいました!

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塗り絵になってる鬼のお面を印刷して渡し、みんなでお面作りをしてもらいました。鬼って言われてもピンとこないかもしれないと思ったので、前日には見本として写真のお面を私が色塗りしてゴムもつけて用意してみました。娘に見せたら大喜びで張り切って朝からつけて保育園に行ったので他の子供たちも興味津々。 

残念ながら豆は手に入らなかったので豆まきはなし。あちこち探せばあったのかもしれないけれど、2歳の子供は喉に詰まらせるリスクがまだ高そうだから保育園側も受け取らないかもしれないと思って、積極的に探しませんでした。来年は早めに母親に日本から送ってもらおう。

それでも豆まきについて説明はして節分についての英語の説明の紙も渡し、作ったお面で鬼ごっこすれば良いと提案して帰ったところ、豆の代わりに柔らかいボールを投げて遊んだらしい。子供たちも楽しんでくれたみたいでよかった。

 

国際色豊かなロンドンに比べると、今娘が通っている保育園は白人のイギリス人の子供ばかりです。ブリストルも都市なので移民が全くいないなんてことは全くなく、他の保育園に見学に行ったとき数人はインド系など色々な人種の子供たちがいたのですが、残念ながら今の保育園は人種が違う子供は娘だけのようです。

でも、そのためか保育園の先生たちは積極的に日本の文化を他の子供たちとシェアしたい様子が伝わってきます。娘が言った日本語の意味を聞いてきて覚えようとしてくれるし、日本の文化に興味を持ってくれています。最近おかあさんといっしょのDVDを見てブンバボンにハマっている娘が保育園でも踊ろうとしたらしく、DVDを他の子供たちと一緒に見せたいと提案してくれたりもしました。

 

これから先、娘が自分はみんなと違うと感じる日が来るのかもしれないけれど、違うことを良いことだと思えるように育って欲しい。そのためにも、周りの大人の異文化へのポジティブな態度を日々こうして感じられることは大切だと改めて思いました。

次はひな祭りかな。折り紙で何か作るくらいしか思いつかないけれど、また何かしてみようと思います。