イギリス子育てレポート

イギリスで子育て奮闘中。調べたこと、やってみたこと、感じたことをレポートします。

2歳目前、娘の言葉がルー語だけど

娘の2歳の誕生日まで1か月をきりました。義家族が揃って遊びに来てくれるようなので、そろそろ計画くらい立てないと…

23か月の娘、1カ月くらい前から日本語も英語もどんどん大人の言うことをコピーして爆発的に語彙が増えています。カーナビの言うことまで真似して「keep right」とか言うから面白いです。

こちらのナーサリー(保育園)に通い始めたから、私たちが言わないような英語も言うようになりました。

 

娘の面白い英語

Please

P&Q (please & thank you)は大事なマナー。私たちがずっとしつこく教えてもちっとも言ってくれなかったのに、ナーサリー通い始めたらすぐ言うようになりました。発音は「プリシュ」だし、欲しいものがあったらプリシュって言いながら勝手に奪っていったりしてあまりマナーも良くはありませんが。

ちなみにthank youはまだ言ってくれません。一時期ありがとうを覚えて、「あーとーう」って言ってくれてたのにそれも止まってしまいました。3歩進んで2歩下がるかな。

 

Stop it

ある日、私が歌を歌っていたら小さな声で娘に言われました。

「Stop it...!」

完璧な発音です。一瞬耳を疑いました。私も夫もおかしくて笑ったら、その後何回も言うようになってしまいました。ナーサリーの先生が言うとは思えないので、多分他の子供から覚えてきたのでしょう。

 

 Here / over here

娘がソファでDVDを見てるときに私は隣で家事をしていたら、ソファをぽんぽんと叩きながら"over here"と言うようになりました。thereもhereと言うから距離で使い分けはできていません。と言うか、私も正しく使えません。

大学院時代、教授に相談したいことがあって個室に行ったらいなくて、部屋の前で待っていたら他の生徒が来て、"I think he's not here"と言ったら、"oh, he's not there"と返事されて、ほんの1メートル先でも扉をはさんだらhereじゃなくてthereなのか…と思ったことがあったり。娘に合わせて私の英語も上達するのでしょうか。

 娘が足を壁にぶつけたとき、ぶつけた場所を指さしながら「あーし、here!」と何回も叫んでいたのはおかしかったです。私が「足ここにぶつけたの?」と言っても聞く耳持たずで連呼していました。

日本語も意味は分かっているので、気長に日本語の文章で言い直してあげ続けるんだろうな。

 

Eating & sleeping

動詞にはなぜか必ずingがつく娘。食べたいときやゴロゴロして遊んでるとき、eating、sleeping とつぶやいています。車で移動中に私が少しウトウトしていたら、「かーさん、sleeping!」と大喜びで起こされました。かーさんを寝かせておくれよ。

しばらくお母さん・お父さんとは言えなくて「かか」「とと」と呼ばれていた私たちでしたが、最近はちょくちょく「かーさん」「おとーさん」(おかーさん、ではなくてかーさん)と呼んでくれるようになりました。

 

好きなことは難しい日本語も

 Bristolは気球が有名です。夏には毎年Bristol International Balloon Fiestaが行われるのですが、その会場がうちのすぐ近所なので、天気が良い日に自転車で走っていると気球が飛んでいくこともあります。

http://www.bristolballoonfiesta.co.uk/wp-content/uploads/2016/07/gallery11.jpg

 娘ははじめて気球を見た日から完全に気球の虜。毎日思い出しては「ききゅー、ききゅー」と言って写真を見たがります。まだ二語文はあまり出てこない娘なのに、

「ききゅー、とんだった!(気球、飛んでた)」

と言えるようになりました。電車大好きな甥っ子が2歳のときに、「車両、連結」とか言って遊んでたのを思い出しました。好きなもの、興味のあるものは日本語もどんどん覚えてくれるのかな。

サマータイムが終わってすっかり日も短くなって寒くなってきたので、これから冬の間はもう気球は見られないかもしれないけど、何か楽しい経験を通して日本語も覚えていってもらいたいです。