小さい赤ちゃん向け英語の絵本
最近、娘がちょっと長めの絵本も最後まで聞いててくれるようになったり、読みたい本を選んでくれるようになって、読み聞かせが楽しいこの頃です。
一番のお気に入りはイギリスでも大人気はらぺこあおむし。毎日のようにこれを選んでくるはらぺこお嬢さん。英語も持ってるけどできるだけ日本語で。
- 作者: エリック=カール,もりひさし
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2010/08/23
- メディア: ハードカバー
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最近イギリスで流行ってるのはこの本。
We're Going on a Bear Hunt (Panorama Pops)
- 作者: Michael Rosen,Helen Oxenbury
- 出版社/メーカー: Walker Books Ltd
- 発売日: 2016/05/05
- メディア: ハードカバー
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図書館の朗読会でもよく使われているし、本屋さんに行くと色んなサイズの絵本から熊のぬいぐるみまで大特集されていたり、テレビ番組にもなってます。
このビデオ、作者自らが朗読してくれて楽しいです。何回も同じ展開を繰り返したり、色んな音をたてたり、赤ちゃんが好きな要素が詰まってる感じです。でも、すこーし長いんだな。娘は大体途中で飽きちゃうのです。
日本語の豊かさと英語の絵本
小さい赤ちゃん向けの絵本って英語だと良いものがなかなか見つけられなくて、日本語のほうがいいなぁ、と思います。なぜなかなか見つけられないかというと、英語の絵本はストーリー重視で、ある程度の長さのお話を聞けるようになってからじゃないと無理だなぁ、というものが多いから。1歳未満の赤ちゃん、ストーリーを楽しむというのはちょっと難しい。長すぎるとじっと座って読んでもらっているのに飽きてしまいます。図書館でも本屋さんでも、長すぎて娘にはまだ早いなぁ、という本ばかり。なかなかこれ!っていうのに出会えません。
日本語の絵本は、ストーリーがない短いお話でも擬音語を使ったりして小さい赤ちゃんが楽しめるようになっているものが沢山あると思います。『がたんごとん』とか『いないいないばぁ』とか、ちょうどよく短いですよね。生後2か月で入眠儀式として読み聞かせをしていたときは、ゆっくり低い声で日本語の短い絵本を読んであげるだけで落ち着くような感じもしました。
日本語の赤ちゃん向け絵本は、かわいくて味があってそれぞれ特徴的な絵に、日本語の音を楽しめるようになっていると思います。対して英語の絵本は、絵柄が飛び出したり、隠れてる部分をめくってみたり、違う素材の部分があって触ってみる、というように、仕掛けで楽しませようというものになってくるようです。日本語の絵本を中心に読み聞かせしている我が家ですが、何冊かやっと見つけたお気に入りの英語の本もあります。小さい赤ちゃん向けの英語の絵本を探している人向けにまとめてみます。
That's Not My Donkey
That's Not My Donkey... (That's Not My...)
- 作者: Fiona Watt,Rachel Wells
- 出版社/メーカー: Usborne Publishing Ltd
- 発売日: 2010/09/24
- メディア: ボードブック
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どこの本屋さんにも置いてあるし、違う人からプレゼントに2冊ももらってしまったので、たぶん定番なのであろうこの本。ろばの体の色んな部分が、ページごとにフワフワだったりボコボコだったり触れるようになっています。
That's not my donkey. Its XXX is too XXX.
というフレーズをひたすら繰り返すだけで小さい赤ちゃん向け。指しゃぶりした手で散々触ったので、フワフワのはずのたてがみはカピカピです。ロバ以外にも色んな動物の他、妖精も見たことがあるし、クリスマス向けにエルフなんかもあります。
Dear Zoo
動物園にペットを送ってください、とお願いしたら色んな動物が送られてくるというお話。こちらは飛び出したり、めくってみたりする絵本ですが、色んなバージョンがあります。私たちが持っているのは飛び出す仕掛けのもので、手で物をつかめるようになってきた頃に買ったら大ヒットでした。喜びすぎてちぎりそうになるのが問題ですが・・・。
Lion! He was too fierce. Giraffe! He was too tall.
みたいな感じで、動物の名前とその動物の特徴を表す形容詞がどんどん出てくるので、小さいときから英語教育を、という人におすすめです。
Bear and Hare: Where's Bear?
これは仕掛け絵本じゃなくてやっと見つけた短い目の絵本。くま(bear)とうさぎ(hare)がかくれんぼするお話。ほっこり可愛い内容です。かくれんぼ以外のストーリーもあります。
かくれんぼしてる間に、'One, two, three, four...'と数字を数えるシーンが何回もあるので、英語のお勉強の第一歩になるかも?
沢山Amazonのアフィリエイトリンクを貼りつけて、広告のような記事になってしまいました。個人的には、便利で安いAmazonでピンポイントに本を買うよりも、ふらっと入った本屋さんでの出会いを大切にしたいし、そんな本屋さん達がつぶれて欲しくないのでAmazonで買い物はしないのですが、本の表紙もタイトルも一発で表示してくれるアフィリエイトリンクは便利で愛用してしまっています。
もし、イギリスに来て英語の絵本をお土産に買いたい、というような方は、Amazonで買うよりもWaterstonesという素敵な本屋さんがイギリスで全国あちこちにあるので、そちらに足を運んでみるのをおすすめします。