イギリス子育てレポート

イギリスで子育て奮闘中。調べたこと、やってみたこと、感じたことをレポートします。

生活リズムと夜泣きの関係

私の周りのイギリス人ママ達は、結構みんな夜泣き対策として、赤ちゃんの生活リズムを整えるようにしている、ということは以前書きました。

 

yumih.hatenablog.com

 

このブログに書いてきた通り、私自身もかなりきちんとやっているほうだと思います。たまにスケジュールを崩すことがあっても、そんな日が何日も続かないように気をつけて、3日以上スケジュール通りじゃなかったことは、ほとんどなかったのではないかと思います。

でも、特に生活リズムを意識してなくてもよく寝る赤ちゃんもいるみたいだし、娘がよく寝るのが毎日の決まったスケジュールのお陰なのか、たまたまよく寝る子なだけなのか、実験して不眠になったら困るので不明でした。

ですが、今回の休みの間にやっぱり毎日のスケジュールが大事ということを、身をもって感じました。はい、何日も普段のスケジュールを無視してていたら毎晩夜泣きするようになってしまいました。そして、また元の生活に戻ったらいつものよく寝てくれる娘に戻りました。

 

最近の生活

現在、13カ月の娘の1日のスケジュールはこんな感じ。もう何カ月もあまり変わってません。

7時   起床・朝ご飯

9時半  30分昼寝

10時  起きておやつ

11時半 お昼ご飯

12時半 2時間お昼寝

15時  おやつ

17時半 晩ご飯

18時半 お風呂

19時  就寝

 

預け先にもこのスケジュールを伝えてあるので、多分大体この通りにやってくれてるはず。最近読んでるこの本によると、そろそろ朝寝を短くしていって、18ヶ月頃までに朝寝をなくしていくというのが理想的な生活のようです。

The Contented Toddler Years

The Contented Toddler Years

 

 

休みの間は長くお出かけすることが多く、特に午後の昼寝をないがしろにしていました。お出かけするのはいつも朝の昼寝の後で、出先で一緒に昼ご飯を食べて帰ってくると午後2時前、なんてことが普通でした(その間に車やベビーカーで寝てくれることは稀)。帰ってから慌てて寝かしつけて4時位まで寝かせておく、なんてことが普通でした。それでも、夜7時には寝てくれてたので、このくらいのズレは問題ないんだなぁ、なんて甘く見ていました。

また、朝寝の前に出かけた場合は、いつも車の中でも30分寝てくれましたが、午後の昼寝はなかなか外出先だと寝付けないことが多く、車でもベビーカーでも寝てもせいぜい40分位で起きてしまうのです。なので、帰省のための車移動した日は、どうしても十分なお昼寝をさせてあげられませんでした。

出先では上手く眠れないことが分かっていたので、午後の昼寝が遅くなってしまうことが予測できていた日には、起きないならしばらく寝かせておいたりもしました。そろそろ朝寝は段々短くしていく時期って知っていたのに。こうやって書くと、娘の生活を完全に大人の都合で動かそうとしていた感が強くて反省です。

 

クリスマスの夜の夜泣きからの発熱、そして・・・

そんな感じで生活リズムが3日間崩れたクリスマスの夜、数カ月ぶりに娘が起きて泣いて眠れないという事態が起こりました。確かこの日も、朝寝は少し長い目で午後の昼寝は1時頃から3時頃までさせていたと思います。

義家族は真面目なクリスチャンではありませんが、クリスマスはそれでも特別な日で、朝から家の中の雰囲気が違います。七面鳥焼いたりごちそうを用意したりでみんなバタバタ。午後には娘も一緒に沢山のプレゼントを開けて大興奮。家族みんながワクワクしている刺激的な一日を過ごして、夜はコテンと寝付いてくれました。

恐怖が始まったのは10時半頃。突然泣いて起きてそのまま寝付けない娘。寝言で泣いたり体調が悪くて起きてしまっても、いつも自力でまた寝てくれていた娘が、なぜかこの日は全く寝付けない。こういうときは、一度起こして子守唄を歌ったりして、いつもの入眠儀式の絵本を読めば寝てくれないことは一度もありませんでした。でも、この日は何回そうしても寝てくれない。一旦寝たと思っても30分もするとまた起きて泣く。これを繰り返して結局寝たのは12時過ぎ。その夜は更に1時半、3時と泣いて起きるを繰り返したのでした。ほとんど夜泣きを経験したことがなかった私たちには聖夜の恐怖体験になりました。

クリスマス翌日の夕方、娘は38度くらいの熱を出しました。なんだか疲れているようだったので、6時すぎに寝かしつけたところ朝までぐっすり。クリスマスの日の夜泣きは体調が悪かったからなんだね~、と夫婦で納得したのですが、夜に起きて泣いたのを体調不良で済ませてしまったのが更なる失敗でした。その後も昼寝スケジュールが適当な生活を続けてしまい(移動日は仕方がなかったとは言えど)、その後は毎日7時には寝るんだけど10時以降に起きて泣いてそのまましばらく寝てくれない、という夜が続いたのでした。

 

夜7時に寝るけれど・・・赤ちゃんの睡眠の不思議

連日の夜泣きに夫婦でさすがにまいってきて、生活リズムをちゃんと元に戻そう、という話になったのは年が明けてからでした。元に戻ったら、たった2日で朝までぐっすり眠る娘が帰ってきました。夜泣きの原因が生活リズムの崩れだということには、なかなか気が付きませんでした。なかなか気が付けなかったのは多分、いつも夜7時には寝てくれていたからだと思います。

上の本を読んでみて、私たちの失敗は「朝寝が長すぎた(一日の昼寝の合計が長すぎた)」のと「午後寝が遅すぎた」ことだと分析しています。どちらも、夜の眠りを浅くさせる原因になりそうなことではあるのですが、なにしろ娘は夜7時になると眠そうに寝ていたのです。昼寝が長すぎ、遅すぎだとは思いませんでした。

そこで7時に眠れなくなってくれていたら、すぐに午後寝が遅すぎって気が付いたのになぁ、なんて思うのですが、なぜかそのときは眠れてしまったようです。毎日その時間までには寝ていた習慣のせいかもしれません。でも、結局眠くないから後で起きちゃって、そのまま寝付けないから泣いちゃう、という感じだったのかなぁ、と推測しています。赤ちゃんの睡眠って不思議です。

 

以上、身をもって規則正しい生活の大切さを感じた話でした。最近娘はどんどん動くようになってきたので、ちょっと遠出したり色々なところに連れて行ってあげたいのに、昼寝時間を意識すると、なかなか遠くまでは出かけられない。そんなジレンマがありますが、朝寝がいらなくなるのもすぐだろうから、それまでこのままいっぱいお昼寝する娘ちゃんでいてもらいたいと思います。

 

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起きて起きてー!朝寝はもう終わりだよ!