イギリス子育てレポート

イギリスで子育て奮闘中。調べたこと、やってみたこと、感じたことをレポートします。

夜間にA&E小児科に行って思ったこと

週明けから娘の体調不良が続いています...熱は下がったけど喉が痛いのか、咳をしながらひたすら機嫌が悪い。明日はもっと元気になりますように。

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 娘の病気話続きます。

 

yumih.hatenablog.com

深夜の激混みA&E小児科でのこと

搬送されたから優先された?

救急車でA&E (accident and emergency)に着いたのは夜中の0時頃だったと思います。小児科の待合室は子供とその親でほぼ満席...救急車のparamedicの人たちは受付をしてくれて、多分娘の症状や経緯の説明もしてくれて、帰っていきました。

1時間は待つんじゃないかと覚悟していたところ、10分もかからないうちに周りで待ってる人たちよりも先に呼ばれました。

完全に推測ですが、111に指示を仰いで救急車も必要だから手配してもらって来たわけだから、飛び込みで行くよりは優先されたのではないかと思います。「症状によって呼ばれる順番が違います」って貼り紙があちこちに貼ってあったし。

 このとき近くに中国人かもしれないけれど、日本人にも見える夫婦が娘と同じくらいの男の子を連れて座っていました。

 

病院でひたすら待機

診察では、やはりクループでしょうってことでステロイドの経口薬をもらいました。それを自分たちで娘に飲ませたら奥の部屋のベッドでしばらく待つように、ということで移動してひたすら待ちました。

あまり詳しく説明もしてもらえない、本当に短い診察でした。先にネットで調べてた通りだったし、病院のスタッフみんなひたすら忙しそうだから何も言えませんでした。

 

待っている間、周りのベッドにはかなりの数の子供たちが運ばれてきました。転んで頭を打った子。ずっと嘔吐が続いている子。そんな時間にわざわざ病院にくるくらいだから、やっぱりそれなりに心配な症状の子ばかり。娘には今後ここにお世話になることなく成長してもらいたいものです...。

そして、まさかの2時間が経過。薬のおかげで娘の呼吸も普通になり、苦しさが収まったからか元気いっぱい。持ってきたお菓子を食い尽くして、ベッドで待つのにも飽きて動き回りたがったけど、病院スタッフが来てくれる様子は微塵もなく。

最後は、もうこんな元気なんで帰っていいですか?ってことで帰らせてもらいました。あのまま黙っていたら朝になっていたのでは...と思います。

 

深夜にA&Eに行って学んだこと

飛び込みで行ってはいけない

病室を出て待合室を通ったところ、まだまだ人があふれています。衝撃だったのは着いたときに先に待っていた日本人かなっと思った夫婦がまだそこで待っていたことです。私たちが着いてから2時間半は経っていたのに。

 家に戻ったら娘はあっという間にぐっすり眠って、数日でケロリと元気になりました。もちろん翌日私たちは寝不足でヘトヘトで、年のせいなのか、こういう予想外なことがあると数日は疲れが続いてきついです...子育てなんて予想外なことだらけだけど。

でも、もっと長く待っていた人がいると思うとぞっとします。病気の子供を連れて何時間も待つなんて。まずどう見ても人手が足りていない病院側も問題大ありではあるけれど、何かあるとすぐにA&Eに飛んでくる人もいるのかもしれません。

 

この病院は娘を出産した病院で、黄疸の疑いで生後4日の娘を連れて行ったところでもあります。その時も散々な目に遭いましたが、新生児を連れて少なくとも待合室で待たされはしませんでした。優先順位が高い子供のことはすぐに呼んでくれるんだと思いたいところです。

 

yumih.hatenablog.com

 

111を活用する

念のため111に電話をしたのは正解でした。夫婦そろって無知だったので娘に何が起こったのか全く分からなかったので、パニックしてA&Eに飛び込んだかもしれません。救急車が来るのにも待たされたりはしたけれど、病院で待つより自宅で落ち着いて待つほうがはるかにましです。

実は今回の娘の体調不良でも、一度夜中に熱が39度を超えたので夫が念のため電話しました。形式通りの質問をされてる感はありましたが、急に様態が悪化したりしたらまた電話してくださいってことで、今回は様子見でした。

多分イギリスのかかりつけ医のGPはみんなそうだと思いますが、風邪程度なら薬局で買える薬を飲むように言うだけで何もしてくれないどころか、予約制だから電話をしても何週間か続いたら連絡してくださいってだけで診てもくれません。

999は本当に緊急のときしかかけられないけれど、111も24時間365日やっているので何か不安なことがあったら活用するに越したことはないと思います。

 

イギリスの医療制度には色々思うところがありますが、娘のクループ事件から学んだことを書きなぐってみました。

娘がクループ症候群で救急車で運ばれた話

最近、朝は霜が降りていたり冷えてきたな、と思ったら、日曜の夕方から娘が発熱。今朝は様子見て仕事は1時間遅刻、元気そうだったから保育園行かせて出勤したけれど、3時過ぎに熱が出たと保育園から電話があって仕事早退という週明けでした。

3週間前にも娘が熱だして仕事を休んで保育園を休ませたばっかりだったから、ちょっと無理して保育園行かせてしましました。でも、仕事も保育園も遅刻した上に結局早退するくらいなら、潔く朝から休みとって娘をしっかり休ませてあげればよかったと後悔です。ただの風邪でも病気の判断は難しいです。

でも、タイトルの救急車で運ばれたのは今回のことではありません。娘の体調不良で思い出した3か月ほど前にあったことを書いてみます。

 

Croup(クループ症候群)

英語ではcroup、日本語でもそのままクループ症候群って聞いたことありますか?

私は全く聞いたことがなかったのですが、ウィルス感染などによって気管や咽頭、声帯に炎症が起こり、気道が狭くなってケンケンと乾燥した咳がでたり呼吸困難になるなどの症状を総称してcroupと呼ぶようです。6か月から3歳くらいまでの子供、特に1歳以下によく見られる症状だそうです。

www.nhs.uk

allabout.co.jp

 

症状や原因などは詳しいウェブサイトを見てもらうのが一番ですが、私たちは無知だったので同じように知らない人がいたら役に立つかも?と思うのと、イギリスの111やA&Eにかかった経験として書いてみます。

 

夜間救急へ運ばれるまで

突然の呼吸困難

その日の昼間、娘はいつも通り元気いっぱいでした。気になったのは普段より少し食欲がないくらい。それでも、普段大食いの娘がおかずを残したくらいでご飯を子供茶碗一杯食べていて、たまには食べない日もあるよね~くらいにしか思っていませんでした。

いつも通り7時には寝かしつけて私はお風呂に入っていた夜10時過ぎ、ぐっすり寝ていた娘が咳き込んだと思ったら号泣し始めました。娘はいつも別室で寝ていてモニターをつけているのですが、モニターのスピーカーを通さなくてもよく聞こえるくらい泣き始めました。

普段なら寝てる間にちょっと泣いても大体寝言泣きで自分でまた寝付く娘ですが、明らかに様子がおかしく夫がすぐに部屋に見に行きました。私も長風呂を切り上げたのを覚えています。

娘はぐっすり寝ていたのに急に息が苦しくなってパニックを起こしてしまって、ますます息が苦しくなっていた様子。半分寝ぼけていたのを目覚めさせたところ、泣き止んで呼吸困難のような状態は脱しました。でも呼吸が浅くゼーゼーと普通じゃない音。喉に何かが詰まって上手く息ができないようにも感じました。

 

困ったときの111

明らかに普通の状態ではない娘。だんだん落ち着いてきてはいるけど朝まで様子見で大丈夫なのか。でもGP(かかりつけ医)はしまっているし、緊急の999にかける程危ないわけではなさそう。ということで、緊急ではない医療相談の電話番号111に電話しました。111も999同様、24時間365日開いているそうです。

幸い私は夫に電話してもらえたけれど、日本人の知り合いの情報によると、111には日本語の通訳スタッフもいて、日本語で相談できるそうです。

 電話で娘の様子を伝えたところ、1歳の幼児であること・呼吸に問題があることから、「念のため救急車を手配するので、paramedic(救急隊員?良い訳が思いつきませんでした)に診てもらってください」とのこと。

”救急”車と言っても緊急ではないから優先度は低かったようで30分位待ちました。その間に、病院に行くことになったときのために、娘のおもちゃやらお菓子やらをバッグに詰めて、お風呂出たままの髪を乾かしたりしていました。

 

深夜のA&Eへ

救急車のparamedic達はとても優しくて、多分croupだろうと診察がつきました。でも、自分たちは小児科医ではないから念のため小児科のあるA&E (accident and emergency)に行きましょう、ということになりました。

何もかも無料のイギリスのNHS (National Health Service)。妊娠・出産ではとてもお世話になってとても感謝しているけれど、明らかに人手不足で効率も悪い。そんなNHSのロンドンのど真ん中の病院の深夜のA&Eなんて、どんだけ待たされるんだろう...でも苦しんでいる娘のためです。

人生初の救急車。paramedicの一人と話していたら、私たちがが病院に行くことをすぐ同意してくれてよかった、と言うので詳しく聞いてみたら、

子供を病院に連れていくことを医療従事者に言われて拒否した場合は警察を呼ぶことになる

とのことでした。虐待としてとられるのかな。

 

長くなってしまったのでA&E小児科の話は次に続きます。

2歳目前、娘の言葉がルー語だけど

娘の2歳の誕生日まで1か月をきりました。義家族が揃って遊びに来てくれるようなので、そろそろ計画くらい立てないと…

23か月の娘、1カ月くらい前から日本語も英語もどんどん大人の言うことをコピーして爆発的に語彙が増えています。カーナビの言うことまで真似して「keep right」とか言うから面白いです。

こちらのナーサリー(保育園)に通い始めたから、私たちが言わないような英語も言うようになりました。

 

娘の面白い英語

Please

P&Q (please & thank you)は大事なマナー。私たちがずっとしつこく教えてもちっとも言ってくれなかったのに、ナーサリー通い始めたらすぐ言うようになりました。発音は「プリシュ」だし、欲しいものがあったらプリシュって言いながら勝手に奪っていったりしてあまりマナーも良くはありませんが。

ちなみにthank youはまだ言ってくれません。一時期ありがとうを覚えて、「あーとーう」って言ってくれてたのにそれも止まってしまいました。3歩進んで2歩下がるかな。

 

Stop it

ある日、私が歌を歌っていたら小さな声で娘に言われました。

「Stop it...!」

完璧な発音です。一瞬耳を疑いました。私も夫もおかしくて笑ったら、その後何回も言うようになってしまいました。ナーサリーの先生が言うとは思えないので、多分他の子供から覚えてきたのでしょう。

 

 Here / over here

娘がソファでDVDを見てるときに私は隣で家事をしていたら、ソファをぽんぽんと叩きながら"over here"と言うようになりました。thereもhereと言うから距離で使い分けはできていません。と言うか、私も正しく使えません。

大学院時代、教授に相談したいことがあって個室に行ったらいなくて、部屋の前で待っていたら他の生徒が来て、"I think he's not here"と言ったら、"oh, he's not there"と返事されて、ほんの1メートル先でも扉をはさんだらhereじゃなくてthereなのか…と思ったことがあったり。娘に合わせて私の英語も上達するのでしょうか。

 娘が足を壁にぶつけたとき、ぶつけた場所を指さしながら「あーし、here!」と何回も叫んでいたのはおかしかったです。私が「足ここにぶつけたの?」と言っても聞く耳持たずで連呼していました。

日本語も意味は分かっているので、気長に日本語の文章で言い直してあげ続けるんだろうな。

 

Eating & sleeping

動詞にはなぜか必ずingがつく娘。食べたいときやゴロゴロして遊んでるとき、eating、sleeping とつぶやいています。車で移動中に私が少しウトウトしていたら、「かーさん、sleeping!」と大喜びで起こされました。かーさんを寝かせておくれよ。

しばらくお母さん・お父さんとは言えなくて「かか」「とと」と呼ばれていた私たちでしたが、最近はちょくちょく「かーさん」「おとーさん」(おかーさん、ではなくてかーさん)と呼んでくれるようになりました。

 

好きなことは難しい日本語も

 Bristolは気球が有名です。夏には毎年Bristol International Balloon Fiestaが行われるのですが、その会場がうちのすぐ近所なので、天気が良い日に自転車で走っていると気球が飛んでいくこともあります。

http://www.bristolballoonfiesta.co.uk/wp-content/uploads/2016/07/gallery11.jpg

 娘ははじめて気球を見た日から完全に気球の虜。毎日思い出しては「ききゅー、ききゅー」と言って写真を見たがります。まだ二語文はあまり出てこない娘なのに、

「ききゅー、とんだった!(気球、飛んでた)」

と言えるようになりました。電車大好きな甥っ子が2歳のときに、「車両、連結」とか言って遊んでたのを思い出しました。好きなもの、興味のあるものは日本語もどんどん覚えてくれるのかな。

サマータイムが終わってすっかり日も短くなって寒くなってきたので、これから冬の間はもう気球は見られないかもしれないけど、何か楽しい経験を通して日本語も覚えていってもらいたいです。

育児中にカジュアル化した服装はいつか戻るのか。

自転車通勤を始めて防水のコートやらズボンやら買って、お金がないのに新しくバッグやらコートやら欲しくて毎晩ネットサーフィンしながらため息をついています。

 

海外在住故の見た目への意識の低下

イギリスに住み始めてから、ただでさえ日本にいたときより自分の見た目を気にしなくなってきたのに、自転車に乗り始めて見た目への意識の低下が酷すぎて自分でもまずいと思い始めました。

サイクリングには見た目より何より実用性重視。この国では決められた自転車道以外は自転車は車道を走ることになっているので、安全のためにヘルメットをかぶるのが普通です。ヘルメット着用を義務化しようとする流れもあります。

多少の雨には負けないように上着は防水防風はもちろん、冬には日照時間が非常に短いこの国で暗い中を走っても安全なようにhigh-vis(high visibility)という反射テープなど施したド派手な蛍光色ジャケットを着ています。自転車に乗ってる人は結構みんな着ているものです

ヘルメットにhigh-visジャケットに当然靴はスニーカー。郷に入っては郷に従え。あまり気にせず着てしまっていますが、この服装でとても日本には行けません。

http://road.cc/sites/default/files/styles/main_width/public/images/News/Cyclists%20in%20high-vis%20%28CC%20licensed%20image%20by%20garryknight%29.jpg?itok=1heoL2Yd

 

そして、新しい職場は服装がとっても自由です。ジーンズにTシャツの人もいます。そもそも女性が多くて男性が少ない職場なので、スーツにネクタイの男性は皆無です。面接の時ですら、面接官だった今の私の上司(女性)の上司(男性)はノーネクタイでした。女性はレギンスにぺたんこ靴や、暗めのジーンズにUGGブーツとか。そんな職場なので7cmヒールですら反対に浮きます。

前の職場でも私の仕事柄スーツを着る必要はあまりなかったけれど、同じフロアにいる人の大半が、男性ならスーツで女性ならヒールを履いたので、なんとなく私もヒールを履いていました。それが別に嫌な訳でもなく、きちんとした服を着てヒールをはくのも楽しかったと思います。通勤時はスニーカーに履き替えてたから足も疲れないし。

ロンドンでは、移動中はスニーカーでオフィスについたらヒールに履き替えるって人は多い気がします。朝の通勤電車に乗っていると、オフィス用のきちんとした服の足元にすごいカラフルなスニーカーって人いっぱいいます。いっぱいいすぎてむしろそれがファッショナブルなようですらあります。

こういう組み合わせでスニーカーをはくのに抵抗をなくした時点で、服装のカジュアル化というか意識の低下は始まっていたと思います。

 

産後ハイヒールとの距離がつめられず

イギリスに引っ越してからヒールをはく機会はかなり減りました。まだ20代だったせいかもしれないけれど 私も日本に住んでいたときは「この服ならヒールを合わせなきゃ!」っていう考えが結構ありました。毎日じゃなかったけど、そういう服のときは朝から一日中ハイヒール。

ロンドンでは東京でよく見かける昼間からハイヒール履いて膝かくかくさせて歩いてる若い女性はあまり見かけません。昼間はスニーカーとかローヒール。夜おしゃれして出かけるときになったらヒールに履き替える。そんな感じ。

私も夜コンサートに行ったりオペラ見に行ったり、ただ単に素敵なレストランに食事に行ったりするだけでもヒールをはいていました。

でも、それはもはや遠い過去のよう。娘が生まれてからは夜そんな風におしゃれして出かける機会は激減。昼間、バギー押したり抱っこひもでお出かけには断然スニーカーがラクチンで毎日スニーカー。

 

妊娠してお腹が大きくなってきてからは、夜出かけるときも知り合いの結婚式に行った時もヒールは無理でフラットシューズになってました。産後も、まだ体の調子がイマイチだし無理する必要ないしって、たまに義母が娘を見てくれて出かける機会があってもヒールをはくことはなくなりました。

職場は唯一のヒールをはく機会でした。それもついになくなって、通勤時の自転車用のアイテムを揃え始めて、持っているハイヒールのコレクション達、きれい目のコートやスカート達をどうするか悩ましくなってきました。

本当に着たいなら好きに着れば良いはずなのに、なんかもうしっくりこないんですよね。残念なことに。今の生活に満足してるから、尚更頑張る気が起きないというか。

ただ、ここで今持ってる靴達を処分してしまったらもう二度とヒール靴をはくことは来ない気がして、処分できずにいます。

 

自分自身のボーダーラインを決める

私の母親はヒールなんて持っていませんでした。せいぜい3、4cmの太めヒールのショートブーツくらいです。私や姉がヒール、ヒールって言うから真似して試着してみて、やっぱり無理って言っていたことを思い出します。

子供が生まれても年をとっても、素敵なヒール靴を履きこなしている女性はいっぱいいるのに。でも、もう自分自身の現実の流れを受け止めるべきなのかもしれない、なんて思ってしまいます。

 

ただヒールは履かないにしても、自転車に乗ってる間はhigh-visジャケットにヘルメット着用だとしても、仕事の昼休みに外に何か買いに行くのにhigh-vis着るのはいくら私でも抵抗を感じました。寒すぎない今の応急処置として、大判のストールを職場に置きっぱなしにして昼休みはそれをコート代わりに羽織って出かけることにしています。

こんな風に最低限これはしない、というボーダーラインを作ってみることにしました。もっと寒くなったらコートがないと外に出るのは厳しくなるから、ユニクロのウルトラライトダウンを買って置きっぱなしにしようかと計画中。お金ないけど。

手持ちの冬物コートは、普段用カーキのミリタリーコート、カジュアルなダウンのショートコート、仕事用になってきてたきれい目なコートが黒とベージュ1着ずつ、ちょっと薄手なポンチョ型のコートの計5着。そのどれかを置きっぱなしにしちゃったら、それぞれに合う服を週末に着るときに家にない困るから。

まだ往生際悪くきれい目なコートも着る機会があるかもしれない、と思っています。1回くらいしか着ないで冬が終わるかもしれないのに!

 

春になったら断捨離を…

引っ越してライフスタイルが変わったから、まだどうなるか分からない。捨ててしまうにはまだ早い。と思うことにしています。

前は春や秋に着てたトレンチコートはこの秋一度も着なかったけど。多分もう寒すぎて着ることないけど。やっぱりまだ捨てられない。

娘がもう少し手が離れたら、いつか着飾って出かける日がくるかもしれないし。そのときにはもう今持ってる服なんて似合わないくらい年をとってるかもしれないけれど。

 

今日はこんな私の独り言に最後まで付き合って下さってありがとうございました!せっかくブログに書いたんだから、ちょっとは服装にかける意識をもう一度高めたいと思い始めました。

こどもちゃれんじ海外受講を始めてみた

ロンドンでは娘と年が近い日本人のお友達が何人かいましたが、引っ越し先ではまだ日本人は見つけられていません。平日は毎日保育園でもちろん英語漬け。うちのイギリス人夫は日本語をかなり喋れるので家族の会話は100%日本語だけど、日本語に触れる機会、日本語を楽しめる環境がないと、あっという間に英語しか喋らなくなりそう。

夫婦でそんな話をしてたときに、子供がハマってると友達がシェアしていたこの動画。


エチケットマン

しまじろう。うちの親はちゃれんじも進研ゼミも広告のために値段が高いだけで大したことないって考えで、やりたいなんて口にするのも無理だったな~、なんて思いつつ「こんなんあるけど考えてみる?」と夫に説明してみたらものすごく乗り気。

ということで、「こどもちゃれんじ ぷち」始めてみました。今日はイギリスからこどもちゃれんじを申し込んで教材を受け取るまでのことを書いてみます。

 

ベネッセの海外受講

海外受講の料金

こどもちゃれんじのコース内容についてのウェブサイトで、うちの娘の年齢には「ぷち」が該当すると確認し、ベネッセの海外受講用のウェブサイトから情報収集しました。

www.benesse.co.jp

海外受講の料金は高いです。国や地域によって送料込の金額が設定されています。

日本国内だと1カ月2000円程度、12カ月一括払いで1700円位になるけれど、海外受講だとその年度の分を先払いする以外に選択肢はなく、イギリスの場合は一カ月5500円。高いです。

おまけに今はBrexitのせいでポンド安…ため息がでます。

でも、日本で英語教育にお金がかかるのと同様に、海外でマイノリティ言語の日本語をやろうとしてるんだから仕方がない。と思うことにしています。まだ引っ越し後の生活の金銭感覚がつかめてないから、余裕がないってなったら即解約するかな。(国内受講の一括契約と同じで、途中で解約したら受講していない分の金額が返金されます。)

 

直接受け取りか実家経由か

 節約のためには実家の住所で受け取って転送してもらえれば、こちらとしては負担もなくてらくちん。でも、やっぱり親に送料を負担してもらうことになるし手間もかかる。親が忙しかったりしたらタイムリーに受け取れない可能性も。

節分とかひな祭りとか日本の季節の行事を娘に見せたいっていうのもあるので、受け取りのタイミングは結構大切です。

とりあえず母親に、こどもちゃれんじ始めてみようと思うんだよねー、と話してみました。そこで向こうから「他のものと一緒に送ってあげるわよー」って言ってもらえれば乗っかろうと企んでました。が、検討する素振りもしてもらえず撃沈しました。

やっぱり今もこどもちゃれんじやることに特に賛成ではないのね…実際始めてみたら、あちこちに受講の継続を促す広告があってうっとうしいので、母親が言いたいこともわかるのですが。

 

販売会社から申し込み

ということで、月々5千円払うことにして海外受講で申し込むことにしました。

海外受講の場合は申し込みも支払いも販売会社を通して行います。 今後の住所の変更や解約などの際もベネッセと直接やり取りすることはなく、いつでも販売会社が窓口になるようです。

 2017年10月現在、販売会社は日販IPSOCSの2つ。販売会社ってなんだろう?と思ったら、輸出入の代行なんかをやっている会社のようです。IPSのほうは申し込みサイトのリンクが切れていて見つけられなかったので、OCSから申し込みました。

www.ocs.co.jp

 申し込みフォームに必要事項を入力するだけ。全部オンラインで申し込めるし支払はクレジットカード対応だから海外からでも簡単です。

 

最初の教材が届いた!

 受講申し込み受付のメールが来てから2週間ちょっと、クレジットカードの引き落としもなければ発送したとのお知らせもないから少し心配になってきていたら、ある日突然届きました。よくみたら申し込みから2~3週間って書いてありました。カードの引き落としも届いてから10日後位らしく、まだ確認できていません。

 

EMSだと困るー実は重要な配送業者

申し込む前に気になってたのはどの配送業者が使われるのかということ。日本からオンラインショッピングを転送してくれるサービスなんかではEMSが多い印象があります(あまり使ったことがないので詳しくはありませんが)。母親もよくEMSを使って荷物を送ってくれていました。

値段が高いから日本国内では最優先で送ってもらえてるような印象があるEMSですが、イギリス国内に入るとParcelforceという全体的にイマイチなイギリスの配送業者の中でも断トツで酷い業者に回されます。

日本みたいに細かい時間指定はどの業者もできないから、共働きで受け取りにサインが必要な荷物を受け取るのはときに至難の業です。普通郵便のRoyal Mailなら近所の集配所で土曜日も受け取れるけど、Parcelforceは集配所が少なく受け取りに行くにもかなり遠くになってしまうことが多い印象です。

追跡を見ると配達に来たはずなのに不在票も入っておらず困っていたら、数日後に手紙が届いて再配達を予約しろって通知された、なんてことも何回もありました。で、予約しようとすると土曜の配達は有料。たしか12ポンドくらい。ふざけてます。

 

Parcelforceの愚痴が長くなりましたが、初回の配達はHermesでサイン不要だったので不在の間に前庭のゴミ箱の裏の目立たないところに置いて行ってくれました。(日本だと屋外に荷物置いていくとかありえないけどイギリスだと結構普通…時間指定できない再配達よりもこのほうが助かる。)2回目の教材はRoyal Mailでサインは不要でした。初回はプレゼントのしまじろうパペットとか容量が多いからRoyal MailではサイズオーバーでHermesなのかな。

ちょうど家にいる日に来たからポストマンがノックしてくれて直接受け取れたけど、サイズによっては郵便受けから入るかも?大き目のおもちゃが付いていると無理かな。

でも、どちらにしろ受け取りに問題はなさそうなので安心しました。サイン不要だから紛失の心配がなくはないけど、今のところ私はRoyal Mailでひどい目にあったのは1度だけで(Parcelforceは数え切れず)悪くないと思います。Hermesはあまり良いイメージはないけど、サイン不要で再配達の必要がないなら大丈夫なはず。

 

2回目以降の教材が届くタイミング

ウェブサイトによると海外受講でも国内受講と同様、その月の1日までに届くと書いてありました。ですが、2回目の11月号は今日10月24日に届きました!10月号が届いたばかりだったし、11月1日頃と思ってたから早くてビックリ。ちょうど娘が熱があって仕事を休んで家で休んでいた日だったから、新しいおもちゃが届いて助かりました。

10月号はハロウィン、11月号は秋の自然がでてきたり、季節感があるから受け取れるタイミングはやはり大事。お金はかかるけど実家から送ってもらうんじゃなくて、海外受講にしてよかったかな、と思っています。

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既にしまじろうとはお友達になれた娘。すぐに飽きてしまわないかな?これから届いた教材の内容と娘の様子等もレポートしていきたいと思います。

半年ぶりの更新です。

前回の更新からまさか半年も空いてしまった…!更新が止まったのは日本に遊びに行っていたからでしたが、その後は5月の終わりに仕事を辞めてしばらく専業主婦になっていました。その後、8月に引っ越したい先で私の新しい仕事が決まり、夫も新しい仕事を見つけて、9月中旬に前々から計画していたロンドン脱出に成功しました。

今はイギリス南西部の都市Bristolに住んでいます。夢の庭付き一軒家(テラスハウスだけど、それでもロンドンだと高すぎて買うのも借りるのも無理)。電動自転車で娘の送り迎えをしつつ通勤しています。送り迎えがない日の通勤時間は自転車で片道30分ちょっと。

途中、牛が放牧されている横を通り(臭い!)、こんな門をくぐって昔の貴族のお屋敷の敷地を走り抜けて通勤しています。

http://ashtoncourt.bower-ashton.co.uk/woodland/coombe-lodge.jpg

日本人の知り合いは一人もいない場所で久しぶりにフルタイムで共働きに戻って、新しい生活は簡単じゃないけれど、ロンドンで働きながら子育てしていたときよりずっとストレスの少ない生活を送っています。

色々書きたいことがあったはずなのに、更新しなさすぎて一体何から書けばいいのやら、な事態だけど、せっかく始めたこのブログなのでボチボチまた更新していきたいと思います。

生後16ヵ月、英語も日本語もどんどん成長。

最近、娘がどんどん新しい言葉を言えるようになってきたり、私たちが言ったことをしてくれたり、毎日言葉の理解の成長が見られて楽しいです。

前回言葉について書いたときからどんどん成長しています。

 

yumih.hatenablog.com

 

言うと伝わる喜び 

「ゴミ捨てて」と言うとゴミ箱に捨てに行ってくれたり「ちょうだい」と言うと持ってるものを渡してくれたり、いよいよコミュニケーションがとれるようになってきた感が強くて嬉しい限りです。一年前までは一方通行だったのがやっと想いが通じた!みたいな感じです。 

「そこに座って」と言うとその場に座ったり、(「あっちに座って」みたいな場所の指定はまだ理解してくれません)、歌に合わせて寝転がったり起き上がったりもするようになりました。つい最近までそもそも寝っ転がったりとか体のコントロール自体あまりうまく出来なかったので体の成長も感じます。

 プレイグループでよく歌うSleeping Bunnies。うさぎが寝ている間は子供達も寝転がって待って起きたらジャンプします。これを歌ってあげるといそいそと寝転がります。でも、"Wake up now!"まで待っていられなくて早く起き上がろうとするから「まだだよ!」というとケタケタ笑いだします。わざとやってるのかも?色んなことを理解するようになったものです。

 

Sleeping Bunnies- Activity Song with Singalong Lyrics

 


 

言えるようになった言葉 

日本語で言える言葉

かー、かっかー(お母さん) & とー、ととー(お父さん)

ついに私たちのことを呼んでくれるようになりました!外で毎日耳にするmummy & daddyが先になるかと思ったら家で使ってる日本語が先で嬉しかったです。

ぽぽっ(ポイッ)

ゴミ捨てしながら。これは英語にならないような気がします。

どじょ(どうぞ)

何か渡すとき。こちらが渡すときも娘が言ってくれる。

 

英語で言える言葉

あきゅー(Thank you)

何かを渡すとお礼を言ってくれます。

あろー(Hello)

おもちゃの電話片手に「あろー!あろー!」と叫んでたり、見えないけど誰かいる気配を感じると「あろー?」と問いかけたり。可愛いです。

Up

プレイグループなんかで歌うThe grand old Duke of Yorkから覚えました。

 


The grand old Duke of York - Nursery Rhyme

Upと歌うところで子供を持ち上げてdownで降ろすのですが、歌いながら持ち上げると"up, up!"と言いながら大喜び。

相槌もなんだか英語っぽくていつも"yeah, yeah"言っています。一番最初にいうようになったのが"Hi yah!"。このかなりカジュアルな挨拶を知らない人にまで言うのでよく笑われます。みんなが反応するからよく言ってるのかもしれません。英語は特に親の口癖をコピーしてる感が強くて焦ります。

 

日本語・英語両方言える言葉

くつ & shoe
かぎ & key

 どちらの言葉も同じものを意味すると理解しているようです。まだ言えなくても英語でも日本語でも色々なことが通じる気がします。学校に行くようになったら嫌でも英語の語彙が増えるので家ではどんどん日本語に触れさせたいと思っています。

 

日々の成長を見落とさないように

何も分からなかった産まれたての赤ちゃんがたった1年と数ヶ月でこんなにも物事を理解して言葉を発するようになるなんて本当にすごい。ずっと伝わらなくて当たり前のように考えて娘に接してきたので、理解していると感じる一つ一つの経験にいちいち感動してしまいます。

これからあっという間にどんどん色んなことを話すようになって生意気言ったりするようになるのかな。だから、毎日のちょっとずつの成長を出来るだけ見落とさないように過ごしていきたいと思います。

娘が9カ月のときに始めたベビーサインもどんどんするようになったので今度はサインのことも書きます!