育児中にカジュアル化した服装はいつか戻るのか。
自転車通勤を始めて防水のコートやらズボンやら買って、お金がないのに新しくバッグやらコートやら欲しくて毎晩ネットサーフィンしながらため息をついています。
海外在住故の見た目への意識の低下
イギリスに住み始めてから、ただでさえ日本にいたときより自分の見た目を気にしなくなってきたのに、自転車に乗り始めて見た目への意識の低下が酷すぎて自分でもまずいと思い始めました。
サイクリングには見た目より何より実用性重視。この国では決められた自転車道以外は自転車は車道を走ることになっているので、安全のためにヘルメットをかぶるのが普通です。ヘルメット着用を義務化しようとする流れもあります。
多少の雨には負けないように上着は防水防風はもちろん、冬には日照時間が非常に短いこの国で暗い中を走っても安全なようにhigh-vis(high visibility)という反射テープなど施したド派手な蛍光色ジャケットを着ています。自転車に乗ってる人は結構みんな着ているものです
ヘルメットにhigh-visジャケットに当然靴はスニーカー。郷に入っては郷に従え。あまり気にせず着てしまっていますが、この服装でとても日本には行けません。
そして、新しい職場は服装がとっても自由です。ジーンズにTシャツの人もいます。そもそも女性が多くて男性が少ない職場なので、スーツにネクタイの男性は皆無です。面接の時ですら、面接官だった今の私の上司(女性)の上司(男性)はノーネクタイでした。女性はレギンスにぺたんこ靴や、暗めのジーンズにUGGブーツとか。そんな職場なので7cmヒールですら反対に浮きます。
前の職場でも私の仕事柄スーツを着る必要はあまりなかったけれど、同じフロアにいる人の大半が、男性ならスーツで女性ならヒールを履いたので、なんとなく私もヒールを履いていました。それが別に嫌な訳でもなく、きちんとした服を着てヒールをはくのも楽しかったと思います。通勤時はスニーカーに履き替えてたから足も疲れないし。
ロンドンでは、移動中はスニーカーでオフィスについたらヒールに履き替えるって人は多い気がします。朝の通勤電車に乗っていると、オフィス用のきちんとした服の足元にすごいカラフルなスニーカーって人いっぱいいます。いっぱいいすぎてむしろそれがファッショナブルなようですらあります。
こういう組み合わせでスニーカーをはくのに抵抗をなくした時点で、服装のカジュアル化というか意識の低下は始まっていたと思います。
産後ハイヒールとの距離がつめられず
イギリスに引っ越してからヒールをはく機会はかなり減りました。まだ20代だったせいかもしれないけれど 私も日本に住んでいたときは「この服ならヒールを合わせなきゃ!」っていう考えが結構ありました。毎日じゃなかったけど、そういう服のときは朝から一日中ハイヒール。
ロンドンでは東京でよく見かける昼間からハイヒール履いて膝かくかくさせて歩いてる若い女性はあまり見かけません。昼間はスニーカーとかローヒール。夜おしゃれして出かけるときになったらヒールに履き替える。そんな感じ。
私も夜コンサートに行ったりオペラ見に行ったり、ただ単に素敵なレストランに食事に行ったりするだけでもヒールをはいていました。
でも、それはもはや遠い過去のよう。娘が生まれてからは夜そんな風におしゃれして出かける機会は激減。昼間、バギー押したり抱っこひもでお出かけには断然スニーカーがラクチンで毎日スニーカー。
妊娠してお腹が大きくなってきてからは、夜出かけるときも知り合いの結婚式に行った時もヒールは無理でフラットシューズになってました。産後も、まだ体の調子がイマイチだし無理する必要ないしって、たまに義母が娘を見てくれて出かける機会があってもヒールをはくことはなくなりました。
職場は唯一のヒールをはく機会でした。それもついになくなって、通勤時の自転車用のアイテムを揃え始めて、持っているハイヒールのコレクション達、きれい目のコートやスカート達をどうするか悩ましくなってきました。
本当に着たいなら好きに着れば良いはずなのに、なんかもうしっくりこないんですよね。残念なことに。今の生活に満足してるから、尚更頑張る気が起きないというか。
ただ、ここで今持ってる靴達を処分してしまったらもう二度とヒール靴をはくことは来ない気がして、処分できずにいます。
自分自身のボーダーラインを決める
私の母親はヒールなんて持っていませんでした。せいぜい3、4cmの太めヒールのショートブーツくらいです。私や姉がヒール、ヒールって言うから真似して試着してみて、やっぱり無理って言っていたことを思い出します。
子供が生まれても年をとっても、素敵なヒール靴を履きこなしている女性はいっぱいいるのに。でも、もう自分自身の現実の流れを受け止めるべきなのかもしれない、なんて思ってしまいます。
ただヒールは履かないにしても、自転車に乗ってる間はhigh-visジャケットにヘルメット着用だとしても、仕事の昼休みに外に何か買いに行くのにhigh-vis着るのはいくら私でも抵抗を感じました。寒すぎない今の応急処置として、大判のストールを職場に置きっぱなしにして昼休みはそれをコート代わりに羽織って出かけることにしています。
こんな風に最低限これはしない、というボーダーラインを作ってみることにしました。もっと寒くなったらコートがないと外に出るのは厳しくなるから、ユニクロのウルトラライトダウンを買って置きっぱなしにしようかと計画中。お金ないけど。
手持ちの冬物コートは、普段用カーキのミリタリーコート、カジュアルなダウンのショートコート、仕事用になってきてたきれい目なコートが黒とベージュ1着ずつ、ちょっと薄手なポンチョ型のコートの計5着。そのどれかを置きっぱなしにしちゃったら、それぞれに合う服を週末に着るときに家にない困るから。
まだ往生際悪くきれい目なコートも着る機会があるかもしれない、と思っています。1回くらいしか着ないで冬が終わるかもしれないのに!
春になったら断捨離を…
引っ越してライフスタイルが変わったから、まだどうなるか分からない。捨ててしまうにはまだ早い。と思うことにしています。
前は春や秋に着てたトレンチコートはこの秋一度も着なかったけど。多分もう寒すぎて着ることないけど。やっぱりまだ捨てられない。
娘がもう少し手が離れたら、いつか着飾って出かける日がくるかもしれないし。そのときにはもう今持ってる服なんて似合わないくらい年をとってるかもしれないけれど。
今日はこんな私の独り言に最後まで付き合って下さってありがとうございました!せっかくブログに書いたんだから、ちょっとは服装にかける意識をもう一度高めたいと思い始めました。
こどもちゃれんじ海外受講を始めてみた
ロンドンでは娘と年が近い日本人のお友達が何人かいましたが、引っ越し先ではまだ日本人は見つけられていません。平日は毎日保育園でもちろん英語漬け。うちのイギリス人夫は日本語をかなり喋れるので家族の会話は100%日本語だけど、日本語に触れる機会、日本語を楽しめる環境がないと、あっという間に英語しか喋らなくなりそう。
夫婦でそんな話をしてたときに、子供がハマってると友達がシェアしていたこの動画。
しまじろう。うちの親はちゃれんじも進研ゼミも広告のために値段が高いだけで大したことないって考えで、やりたいなんて口にするのも無理だったな~、なんて思いつつ「こんなんあるけど考えてみる?」と夫に説明してみたらものすごく乗り気。
ということで、「こどもちゃれんじ ぷち」始めてみました。今日はイギリスからこどもちゃれんじを申し込んで教材を受け取るまでのことを書いてみます。
ベネッセの海外受講
海外受講の料金
こどもちゃれんじのコース内容についてのウェブサイトで、うちの娘の年齢には「ぷち」が該当すると確認し、ベネッセの海外受講用のウェブサイトから情報収集しました。
海外受講の料金は高いです。国や地域によって送料込の金額が設定されています。
日本国内だと1カ月2000円程度、12カ月一括払いで1700円位になるけれど、海外受講だとその年度の分を先払いする以外に選択肢はなく、イギリスの場合は一カ月5500円。高いです。
おまけに今はBrexitのせいでポンド安…ため息がでます。
でも、日本で英語教育にお金がかかるのと同様に、海外でマイノリティ言語の日本語をやろうとしてるんだから仕方がない。と思うことにしています。まだ引っ越し後の生活の金銭感覚がつかめてないから、余裕がないってなったら即解約するかな。(国内受講の一括契約と同じで、途中で解約したら受講していない分の金額が返金されます。)
直接受け取りか実家経由か
節約のためには実家の住所で受け取って転送してもらえれば、こちらとしては負担もなくてらくちん。でも、やっぱり親に送料を負担してもらうことになるし手間もかかる。親が忙しかったりしたらタイムリーに受け取れない可能性も。
節分とかひな祭りとか日本の季節の行事を娘に見せたいっていうのもあるので、受け取りのタイミングは結構大切です。
とりあえず母親に、こどもちゃれんじ始めてみようと思うんだよねー、と話してみました。そこで向こうから「他のものと一緒に送ってあげるわよー」って言ってもらえれば乗っかろうと企んでました。が、検討する素振りもしてもらえず撃沈しました。
やっぱり今もこどもちゃれんじやることに特に賛成ではないのね…実際始めてみたら、あちこちに受講の継続を促す広告があってうっとうしいので、母親が言いたいこともわかるのですが。
販売会社から申し込み
ということで、月々5千円払うことにして海外受講で申し込むことにしました。
海外受講の場合は申し込みも支払いも販売会社を通して行います。 今後の住所の変更や解約などの際もベネッセと直接やり取りすることはなく、いつでも販売会社が窓口になるようです。
2017年10月現在、販売会社は日販IPSとOCSの2つ。販売会社ってなんだろう?と思ったら、輸出入の代行なんかをやっている会社のようです。IPSのほうは申し込みサイトのリンクが切れていて見つけられなかったので、OCSから申し込みました。
申し込みフォームに必要事項を入力するだけ。全部オンラインで申し込めるし支払はクレジットカード対応だから海外からでも簡単です。
最初の教材が届いた!
受講申し込み受付のメールが来てから2週間ちょっと、クレジットカードの引き落としもなければ発送したとのお知らせもないから少し心配になってきていたら、ある日突然届きました。よくみたら申し込みから2~3週間って書いてありました。カードの引き落としも届いてから10日後位らしく、まだ確認できていません。
EMSだと困るー実は重要な配送業者
申し込む前に気になってたのはどの配送業者が使われるのかということ。日本からオンラインショッピングを転送してくれるサービスなんかではEMSが多い印象があります(あまり使ったことがないので詳しくはありませんが)。母親もよくEMSを使って荷物を送ってくれていました。
値段が高いから日本国内では最優先で送ってもらえてるような印象があるEMSですが、イギリス国内に入るとParcelforceという全体的にイマイチなイギリスの配送業者の中でも断トツで酷い業者に回されます。
日本みたいに細かい時間指定はどの業者もできないから、共働きで受け取りにサインが必要な荷物を受け取るのはときに至難の業です。普通郵便のRoyal Mailなら近所の集配所で土曜日も受け取れるけど、Parcelforceは集配所が少なく受け取りに行くにもかなり遠くになってしまうことが多い印象です。
追跡を見ると配達に来たはずなのに不在票も入っておらず困っていたら、数日後に手紙が届いて再配達を予約しろって通知された、なんてことも何回もありました。で、予約しようとすると土曜の配達は有料。たしか12ポンドくらい。ふざけてます。
Parcelforceの愚痴が長くなりましたが、初回の配達はHermesでサイン不要だったので不在の間に前庭のゴミ箱の裏の目立たないところに置いて行ってくれました。(日本だと屋外に荷物置いていくとかありえないけどイギリスだと結構普通…時間指定できない再配達よりもこのほうが助かる。)2回目の教材はRoyal Mailでサインは不要でした。初回はプレゼントのしまじろうパペットとか容量が多いからRoyal MailではサイズオーバーでHermesなのかな。
ちょうど家にいる日に来たからポストマンがノックしてくれて直接受け取れたけど、サイズによっては郵便受けから入るかも?大き目のおもちゃが付いていると無理かな。
でも、どちらにしろ受け取りに問題はなさそうなので安心しました。サイン不要だから紛失の心配がなくはないけど、今のところ私はRoyal Mailでひどい目にあったのは1度だけで(Parcelforceは数え切れず)悪くないと思います。Hermesはあまり良いイメージはないけど、サイン不要で再配達の必要がないなら大丈夫なはず。
2回目以降の教材が届くタイミング
ウェブサイトによると海外受講でも国内受講と同様、その月の1日までに届くと書いてありました。ですが、2回目の11月号は今日10月24日に届きました!10月号が届いたばかりだったし、11月1日頃と思ってたから早くてビックリ。ちょうど娘が熱があって仕事を休んで家で休んでいた日だったから、新しいおもちゃが届いて助かりました。
10月号はハロウィン、11月号は秋の自然がでてきたり、季節感があるから受け取れるタイミングはやはり大事。お金はかかるけど実家から送ってもらうんじゃなくて、海外受講にしてよかったかな、と思っています。
既にしまじろうとはお友達になれた娘。すぐに飽きてしまわないかな?これから届いた教材の内容と娘の様子等もレポートしていきたいと思います。
半年ぶりの更新です。
前回の更新からまさか半年も空いてしまった…!更新が止まったのは日本に遊びに行っていたからでしたが、その後は5月の終わりに仕事を辞めてしばらく専業主婦になっていました。その後、8月に引っ越したい先で私の新しい仕事が決まり、夫も新しい仕事を見つけて、9月中旬に前々から計画していたロンドン脱出に成功しました。
今はイギリス南西部の都市Bristolに住んでいます。夢の庭付き一軒家(テラスハウスだけど、それでもロンドンだと高すぎて買うのも借りるのも無理)。電動自転車で娘の送り迎えをしつつ通勤しています。送り迎えがない日の通勤時間は自転車で片道30分ちょっと。
途中、牛が放牧されている横を通り(臭い!)、こんな門をくぐって昔の貴族のお屋敷の敷地を走り抜けて通勤しています。
日本人の知り合いは一人もいない場所で久しぶりにフルタイムで共働きに戻って、新しい生活は簡単じゃないけれど、ロンドンで働きながら子育てしていたときよりずっとストレスの少ない生活を送っています。
色々書きたいことがあったはずなのに、更新しなさすぎて一体何から書けばいいのやら、な事態だけど、せっかく始めたこのブログなのでボチボチまた更新していきたいと思います。
生後16ヵ月、英語も日本語もどんどん成長。
最近、娘がどんどん新しい言葉を言えるようになってきたり、私たちが言ったことをしてくれたり、毎日言葉の理解の成長が見られて楽しいです。
前回言葉について書いたときからどんどん成長しています。
言うと伝わる喜び
「ゴミ捨てて」と言うとゴミ箱に捨てに行ってくれたり「ちょうだい」と言うと持ってるものを渡してくれたり、いよいよコミュニケーションがとれるようになってきた感が強くて嬉しい限りです。一年前までは一方通行だったのがやっと想いが通じた!みたいな感じです。
「そこに座って」と言うとその場に座ったり、(「あっちに座って」みたいな場所の指定はまだ理解してくれません)、歌に合わせて寝転がったり起き上がったりもするようになりました。つい最近までそもそも寝っ転がったりとか体のコントロール自体あまりうまく出来なかったので体の成長も感じます。
プレイグループでよく歌うSleeping Bunnies。うさぎが寝ている間は子供達も寝転がって待って起きたらジャンプします。これを歌ってあげるといそいそと寝転がります。でも、"Wake up now!"まで待っていられなくて早く起き上がろうとするから「まだだよ!」というとケタケタ笑いだします。わざとやってるのかも?色んなことを理解するようになったものです。
Sleeping Bunnies- Activity Song with Singalong Lyrics
言えるようになった言葉
日本語で言える言葉
かー、かっかー(お母さん) & とー、ととー(お父さん)
ついに私たちのことを呼んでくれるようになりました!外で毎日耳にするmummy & daddyが先になるかと思ったら家で使ってる日本語が先で嬉しかったです。
ぽぽっ(ポイッ)
ゴミ捨てしながら。これは英語にならないような気がします。
どじょ(どうぞ)
何か渡すとき。こちらが渡すときも娘が言ってくれる。
英語で言える言葉
あきゅー(Thank you)
何かを渡すとお礼を言ってくれます。
あろー(Hello)
おもちゃの電話片手に「あろー!あろー!」と叫んでたり、見えないけど誰かいる気配を感じると「あろー?」と問いかけたり。可愛いです。
Up
プレイグループなんかで歌うThe grand old Duke of Yorkから覚えました。
The grand old Duke of York - Nursery Rhyme
Upと歌うところで子供を持ち上げてdownで降ろすのですが、歌いながら持ち上げると"up, up!"と言いながら大喜び。
相槌もなんだか英語っぽくていつも"yeah, yeah"言っています。一番最初にいうようになったのが"Hi yah!"。このかなりカジュアルな挨拶を知らない人にまで言うのでよく笑われます。みんなが反応するからよく言ってるのかもしれません。英語は特に親の口癖をコピーしてる感が強くて焦ります。
日本語・英語両方言える言葉
くつ & shoe
かぎ & key
どちらの言葉も同じものを意味すると理解しているようです。まだ言えなくても英語でも日本語でも色々なことが通じる気がします。学校に行くようになったら嫌でも英語の語彙が増えるので家ではどんどん日本語に触れさせたいと思っています。
日々の成長を見落とさないように
何も分からなかった産まれたての赤ちゃんがたった1年と数ヶ月でこんなにも物事を理解して言葉を発するようになるなんて本当にすごい。ずっと伝わらなくて当たり前のように考えて娘に接してきたので、理解していると感じる一つ一つの経験にいちいち感動してしまいます。
これからあっという間にどんどん色んなことを話すようになって生意気言ったりするようになるのかな。だから、毎日のちょっとずつの成長を出来るだけ見落とさないように過ごしていきたいと思います。
娘が9カ月のときに始めたベビーサインもどんどんするようになったので今度はサインのことも書きます!
子供の生活リズムと大人の都合(愚痴です)
無事に帰省先から帰ってまた元の生活に戻っています。忙しい中無理して行ったからか今後の義両親との付き合い方にていて色々と思うことの多い帰省でした。
娘の生活リズムをかなり重視した子育てをしていることはこのブログに散々書いてきたのですが、この生活をどこまで夫以外の人にも共有してもらうかはいつも悩みます。(一番重要な平日に娘を預けてるチャイルドマインダーさんとは共有出来てるので良いのですが。)
今回の帰省で義家族、特に色々な予定を決定する義母は子供中心の生活リズムに合わせる気が全くないということに気が付きました。強く言わなかった私たちも悪いんですが、向こうから合わせようとなんてまずしてくれません。
もっと小さかったときは特に気になりませんでしたが、昼寝も1日2回だったし授乳もしていて私たちからも色々言ってたからだったのかもしれません。
きっちり生活リズムを整えることで私たち親も助かってるし娘もいつも機嫌良く元気で良いと思う反面、神経質になりすぎたくないと思ってバランスのとり方にいつも悩みます。
厳しい生活リズムのせいで新しいことを経験する機会を失う
特に悩むようになったのはこの言葉を言われたからです。夫の従姉妹夫婦にはうちの娘より1ヶ月年上の女の子(第2子)がいます。今回の帰省では会わなかったのですが、去年の夏に家族が集まったときに産後はじめて会いました。
その子にはお兄ちゃんがいるので当然のことだとは思いますが、私たちが娘を朝寝させている間に彼女達は公園に遊びに行き、庭でバーベキューしている間中うちの娘が室内で昼寝していたのに反して、その子は大人達のバーベキューに同席しバギーで眠りました。
従姉妹は夜泣きに悩んでいたので私たちがやっていることを話したところ、彼女の旦那さんに言われたのが上の言葉でした。旦那さんは娘が泣いても全然起きなくて従姉妹がいつも起きて授乳していると聞いたので無責任にも聞こえましたが、一理ある意見ではあります。私たちが娘のスケジュールを優先させるために、娘が普段会わない大勢の家族と過ごす時間はかなり限られてしまっていたからです。
朝が遅い義家族と朝型の娘
娘の生活と義家族の生活で特に合わないのが義家族の朝がものすごく遅い点でした。
娘は朝型で7時には起きて9時半にはお出かけして可能なら午後の昼寝時間には帰ってきて、娘が寝ている間に私たちも一息つきたいところです。娘は家だと2時間は寝るところ外だと1時間も寝ないので。
ですが、義両親は7時過ぎには起きているのに、ガウン姿のままキッチンに降りていけ紅茶とビスケットを持ってベッドルームに戻ると9時過ぎまでは出てきません。義弟に限っては当然その時間まで寝ています。みんな優雅な休日の朝を楽しんでいる訳です。
一方こちらは娘との朝型な休日を過ごす以外選択肢はありません。もう慣れているのでそれぞれ自由に過ごせばいいのですが、向こうに合わせた時間に出かけようとするとやはり負担でした。
9時すぎに起きてきたらのんびり朝ご飯を食べてシャワーして(一般的なイギリス人は朝シャワー)、洗濯なんかもしたりしてたら何だかんだで出かけられるのは11時です。娘はその前に朝の散歩を済ませる必要があります。
というか、義家族が出かける準備ができる頃に娘は大体遊び疲れて帰ってくる時間です。その後近所に昼ご飯食べに行くくらいなら良いけれど、ちゃんとお出かけしたいならその時間からではお昼寝までに帰って来られません。
たまには外で寝かせたって構いません。けれども最初からそうすること前提で義家族の生活優先で予定が組まれたことにまずイラッときました。
今回は強く言わなかった私たちも悪かったので、次からは朝から出かけて外食して帰るスケジュールにしたいと伝えたところ「それじゃあ朝のんびりできないじゃない」と言われてしまいました。
こんな風に言われてしまうと向こうに合わせる気も萎えます。もう別々で出かけて先に帰るしかないのかもしれません。
大人と子供、食事もバラバラ
普段から私たち夫婦も娘と夕飯は別々ですがそれ以外の食事はおやつも含めて家族揃ってみんなでテーブルを囲めるように努力しています。でも、義母には娘と一緒に食事をとるなんて考えは端からありませんでした。朝が遅いので当然昼ご飯も遅く大人の昼食時間まで娘は起きていられません。
義家族と集まるのはいつも義両親が持つ別荘です。海の近くの素敵な家で私たち家族だけで泊まりに行くこともあります。私たちが来やすいようにと自宅で使っているものと同じコットとハイチェアを義両親が揃えてくれました。
買ってもらって文句を言うのはあれなのですが、ハイチェアは大人が食事をとるラウンジのダイニングテーブルには置いてもらえませんでした。キッチンにある雑然としたテーブルの隅においやられています。そもそも時間も合わせてくれなければ物理的にも隔離されているわけです。
私たちがダイニングテーブルに勝手に移動するといつの間にか元に戻されています。
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私たちは超奮発して買ったトリップトラップなのにキッチンの片隅に。
最近見たテレビ番組で、歴史的にイギリスの中流以上の家庭では大人と子供は一緒には食事をとらないのが普通だったということを知りました。戦前、子供(って言っても10歳以上)は家政婦さんが働いているキッチンで食事、ダイニングテーブルに座るのは大人のみだったそうです。
まさか義母の行動ははそういった昔からの考え方を反映しているのだろうかと驚愕してしまいました。
私は娘には小さいときから家族でテーブルを囲む習慣をつけたいのに…帰省中は仕方がないと考えるしかありません。朝食と夕食は別々なんだから昼食くらい娘も入れてあげたいものです。まぁ義家族は集まると政治の議論ばかりしているので娘が加わっても楽しくないかもしれませんが。
結局は愚痴でした
以上、帰省中にたまった愚痴でした。夫には言い過ぎて食事のことについてはもう聞いてもらえなかったのでここに吐き出してしまいました。どこの家庭でも大なり小なり義両親との価値観の違いはあると思うので、なんとか擦り合わせていかないといけない課題です。
元々はたまには普段のスケジュールを無視して他の人に合わせたほうが良いんじゃないかと悩んでいたはずなのに、反対に義家族には私たちの考え方を理解してもらう必要があるようでした。それなりの期間の帰省を頻繁にしているのである程度は理解してもらえないと困ります。これからはなんとか主張していこうと思います。
1歳児を連れて夜に車移動の記録
昨日の夜から義実家に帰省しています。娘の就寝時間に出発した車移動は渋滞もなく無事に5時間で到着しました。今日は娘を連れてはじめて夜に車移動してみた様子をまとめてみたいと思います。
移動中の娘の様子
17時 夕食。大人も途中で止まらなくていいように早い夕食を順番に済ませる。食後いつもと違う慌ただしさに娘はちょっと不機嫌に。
17時45分 いつもよりちょっと早くお風呂。夫が娘とお風呂に入ってる間に私は片付けをして最後の荷物を車に積んで出発準備。
18時半 お風呂をでてパジャマを着せて自分の部屋に寝に行こうとする娘を車に乗せて出発。
19時前 日中は激混みで通過するのに1時間はかかるロンドン市内をあっという間に抜けて高速道路へ。夜出発の寝る時間に高速に乗ると安定して寝てくれる娘に念のため寝る前の絵本も読んでおいたら爆睡。一安心。
20時すぎ 娘覚醒。1人でおしゃべりを始める。やはり連続睡眠は1時間ちょっと…また寝るようにしばらく無視してみたけど意味なく段々と不機嫌になる。
20時半 チャイルドシートに何時も座らせておくのは夜でもやっぱり無理。ちょうどサービスエリアがあったので一旦休憩。車の中では完全に覚醒してるようだったけど外に出ると疲れてる様子。
20時45分 出発。なかなか寝ない娘。でも静かに座っててくれて一安心。刺激しないようにひたすら目を合わせない私。この時期かなり日が長いイギリスでもようやく日が暮れて車内が暗くなり始める。
21時30分? 車内が真っ暗になったから正確な時間は不明だけどなんとかまた眠ってくれた模様。やっぱり真っ暗だとよく眠れるのかな。
22時15分頃 高速道路をおりて市街地に入ると、街灯が明るいし信号で止まるからか娘目覚める。
遠回りして橋を渡るかフェリーに乗らないといけないのだけど、夫も疲れてきてたのでフェリーにする。夜だから30分に1本しかなくちょうど行ってしまったところで停車してしばらく待つ。娘もチャイルドシートにずっと座ってるのはかわいそうだったから下ろしてあげる。最初はニコニコ喜んでたけどかなり眠そう。
23時 フェリーが到着してまた出発。真っ暗な田舎道だから娘はまたすぐ眠ってしまった。
23時半頃 到着。通常6時間はかかるところ5時間で到着。夫、運転お疲れ様。荷造りのことをグチグチ言ったけど、私は全く運転できない分そこら辺役割分担だと思って割り切らないとな、と反省。でも、この反省帰省の度にして毎回忘れてる気がする。
娘は到着後すぐに爆睡。翌朝もいつも7時半には起きてしまうところ8時になっても起きないのでそのまま夜型になってしまったら困るので起こしました。最近なくなった朝寝も必要で一日眠そうでやはり娘への負担は大きかったな、と思います。
昼間の移動と比較して
私自身は夜のほうが断然楽でした。昼間だったら娘がすぐ車内に飽きちゃって私はあの手この手で気を紛らわせないといけません。昼寝しても30〜45分で起きちゃうので、おやつをあげたり歌を歌ったり最後はタブレットで動画を見せることもあります。夜移動だと長く眠っていたし、起きていても眠いのでぼんやりしていて特にあやす必要がありませんでした。
でも、チャイルドシートに座っているとずっと同じ姿勢で動けないので、夜でも2時間に一度は休憩が必要です。あまり暑い季節ではありませんが、チャイルドシートにずっと座っていると熱がこもってしまうのか娘の体が熱くなってしまっていました。薄着をしてても数時間ごとにおろしてあげないと心配です。
普段より移動時間が短く済んだのは夜移動のメリットではありました。フェリーの待ち時間がなければもっと早く着けました。日本は夜でも普通に渋滞する気がするので、この位の時間帯でここまで劇的な違いがあるのかは不明ですが。
ただ娘への負担は断然夜のほうが大きくて可哀想でした。もう少し長く連続して眠れるかなと思っていましたが1時間が限界のようでした。もう少し大きくなったらもう少し違うのでしょうか。反対に大きくなったら夜でも目覚めちゃって寝なくて大変、と義母は何度も言っていますが。
次回は朝出発にするか夜出発にするか悩むところです。昼間に移動したって娘は長時間座っていなきゃいけないのに変わりはないので負担がないとは言えないし。時間が許すならあちこち止まって遊ばせてあげながら昼に移動するのが娘にとっては一番良いのかもしれませんが果たしてそこまで余裕があるのか。きっと次回また悩みます。
さらに国内移動は昼夜と選択肢がありますが月末日本に帰る12時間飛行機は選択肢なしです。飛行機の中でも同じように1時間が限界の短い睡眠を繰り返す娘が予想されます。ちょっと覚悟ができたので今回はじめて夜に移動して良い経験になりました。
連休、義実家に行きたくなさすぎて体調壊した話
本日14日金曜からイギリスはイースター4連休です。火曜も休みをとったので4泊5日で義実家に行く予定でした…今日の早朝に出発予定だったのですが行きませんでした…延期しました。情けないことに昨日の夜に体が拒絶反応を示したので。
子供の荷造り問題
行き先は車で6、7時間ですが、連休初日は当然道が混むので過去の経験から朝8時出発が必至です。前日の夜には荷造りを終えて積めるものは車に積んでおきます。もっと前から少しでも荷造りを始めておけばいいものを全くできず、昨日仕事から帰宅後慌て始めてました。娘が産まれる前は荷造り大好きだったのに、子供がいるとなんでこんなに大変なんでしょう。
荷造りの醍醐味は旅先でどんなことするか想像しながら必要なものを考えること。荷造りが嫌いな人はこの考える工程が苦痛なんじゃないかと予想しますが、私はこれが大好きでした。素敵なレストランで食事をする日はこれを着ようとか、ピクニックするから汚れても良い動きやすい服も入れとこうとか。
でも、子供がいると想定しなきゃいけない事態が多すぎて頭がバンクしてしまいます。必要なオムツの枚数、暑いか寒いか、洗濯は出来るのか出来なくても足りるか。移動中は何を使って気をまぎらますか、出先で食事はどうやって乗り切るか。考えすぎかもしれませんが気になることを挙げたらきりがありません。自分の荷造りを楽しむ余裕なんて全く残りません。
無計画な夫問題
昨日も帰ってすぐ荷造り始めて娘を寝かしつけて、娘の服が足りなくなるかもしれないから洗濯もして、私たちの晩ご飯を作って…としている間に、夫はビール買いに行くとか言いつつのんびりお風呂に入っていつまでも出てきません。
夫は信じられない程の荷造り下手。何も考えずにとりあえずなんでも突っ込むから必要以上に巨大なスーツケースがパンパン。
真夏のイタリアにウールのセーターを何枚も持って行ってお土産入れるスペースが足りなくなって服を捨てる羽目になったり、日本からイギリスに引っ越したとき夫の飛行機便の荷物が多すぎて私の冬物を仕方なく船便で送ったら、5月のイギリスは寒すぎなのに夏物しか売ってなくて私に恨まれたなどの前科があります。
そんな夫なので、私みたいに荷造りのことを考えて悩むなんてしません。時間に関しても無計画です。明日朝早くに出るために今日のうちに何をやっとおくべきか、とか何かも考えません。私に怒られてやっとお風呂から出てビール買いに行って離れた駐車場に止めてあった車を家の前に移動させてくれました。
でも、言われないと何をすればいいか分からない。娘の一日のお世話は分かってるんだから自分で何が必要か考えて荷造りしてよ、と言ったら困ってしまいました。
彼の家族のために帰るのになんで私が全部計画しなきゃいけないのか。腹が立ってきました。たぶん今週面接に行ったりそれがダメだったり仕事で色々あったりで疲れていたのもあると思います。ご飯食べて荷造りをしようとしたらお腹が痛くて動けなくなってしまいました。
帰省の頻度問題
私は義家族にはものすごく恵まれていて、遊びに行けば至れり尽くせり良くしてもらえます。日本人と違って嫁の役割なんて考えはないし手伝ってほしいことがあったらはっきり言ってくれるので気を使いすぎる必要もありません。クリスマスに行ったときは娘も大人に囲まれてとても楽しそうで私も嬉しかったです。
イースターは毎年日付が変わって3月末のときもあれば今年みたいに4月中旬ということもあります。3月末は本当に仕事が忙しいので年度末にかぶったら断って行かなかったけど今年は年度末終わってるから、忙しい時期を終えて休みたいのが本音だったけど、我慢して休みまでとって行くことにしました。結果ドタキャンしたくなるくらいなら最初からもっと強く断ればよかったです。
その後、お腹が痛すぎるから荷造りは中断してとりあえずお風呂に入ったのだけど、色んなことを考えると涙があふれてきました。とりあえず出発を土曜にしようと提案するも、夫はそんな私にイライラして全部キャンセルするとか言い出す始末。夫みたいに細かいこと気にしないで適当に荷造りしてたら普通に行けたのかもしれないけどそんな簡単に考え方を変えられません。
クリスマスにも義実家に連泊したばっかりのところ3、4月にまたっていうのもきつい。年に1回日本に行くときは2週間とか私の実家滞在する夫も大変だと思うけど、イースターに夏にクリスマスにと少なくとも年3回、しかも毎回4、5泊はするので大変です。娘が産まれる前は1、2泊とかでもっと行っていました。それ以外に義母は毎月仕事のついでに娘に会いにロンドンまで来てるし…
結局、昨夜夫はなんとなく娘の荷造りをしてくれましたが、私の分は私がするしかないけど本当にお腹が痛くて荷造りを諦めました。早朝出発は延期。日中も渋滞間違いないし私も疲れていたので休んで、娘の就寝に合わせて18時半に出発しました。今はスヤスヤ寝ていますが、車の中ではいつも30〜45分で起きてしまう娘なので安心はできません。
私のストレス耐性の低さ問題
きっと義家族にもっと遠慮しなきゃいけない環境にある人はこんな風に急遽予定変更なんてできないんだろうな、と思います。簡単に仕事休めない人もいっぱいいるし、仕事の後大慌てで荷造りくらいできなきゃ、と思ったのに今回はできませんでした。
辛いと思うとすぐ体にでてしまいます。もうちょっと適当に何とかなると思うようにしないとどこにも行けなくなってしまう。今ほどストレス溜まってなかったクリスマスは義家族とも楽しめたのに。だから、結局はこれが一番の問題なんです。
仕事も子育ても家のことも何もかもパーフェクトに上手くいってたら、頻繁な子連れ帰省も乗り切れるのかもしれません。でもそんな状態でいられることなんて人生のうちどのくらいあるのやら。ストレス・マネジメント上手くならないといけません。
とにかく今回の一件は今後の帰省のことを色々考えてしまう経験になりました。とりあえず月末に日本に帰る日(これまた金曜早朝発)の前日は、言い出しにくいけど午後休とらないと飛行機乗り遅れたら洒落になりません。
幸い娘はこれを書いていた一時間の間ずっと眠っていて、高速道路はガラガラでもうすぐ目的地の半分まできました。夜出発は大正解だったのかもなので、昨日お腹が痛くなったのも良しとしたいと思います。