イギリス子育てレポート

イギリスで子育て奮闘中。調べたこと、やってみたこと、感じたことをレポートします。

生後15か月言葉の成長ー英語も日本語もほぼ同時

今週で娘も15ヵ月です。1歳過ぎてから1ヶ月過ぎるのが早い!前から色々な言葉を理解するようになっていたことは感じていたのですが、この1ヶ月の間に色んな言葉を言おうとするようになりました。言えるようになった、というより言おうとしてるという表現のほうがしっくりくる程度ですが大きな成長です。

 

英語と日本語に触れる頻度

娘が産まれてから我が家の home languageは日本語と決めて、夫も頑張って日本語で話してくれています。たまに変てこな日本語も飛び出すので反対に娘に悪影響にならないか心配になるときもありますが…。

金土日はそんな私たちと完全に日本語付けです。まぁ、お出かけして誰かと話したり義家族や友達が遊びに来ると英語に触れますが、まだまだコミュニケーションの大半は私たちとなので日本語中心です。その他の平日は私たちが娘と過ごせる時間は朝と夜合計2、3時間ずつくらいです。

一方の英語のほうはというと週4日朝8時から5時までチャイルドマインダーと英語だけで過ごすので、もしかすると日本語よりも英語に触れてる時間のほうが長い?週4日しか預けていない今のうちから頑張らないとです。

 

待望の最初の日本語は・・・

そんな娘の最初の言葉は「Baby(ベイビー)」でした。絶対に私達が娘のことをよくそう呼ぶから。次はバイバイとバナナ。Bで始まるカタカナ語がまず飛び出すようになりました。バナナはバババになってることが多いです。

 

そして、いつカタカナ語じゃない日本語の言葉も言えるようになるかなぁ、と思っていたらついに言ってくれました!

最初の日本語は、くつでした!多少歩けるようになったので、ファーストシューズを買ってあげたら、お出かけしたくなると玄関に行って自分の靴をつかんで履こうとしながら、

 

「く、つ、、く、、く、、」

 

とつぶやくようになりました。ちなみにまだまだ自分で靴ははけませんが、靴を足に押し付けて頑張ってます。

ちゃんと意味分かって言ってる最初の日本語に大感激。その後、shoe, shoeとも呟いていて驚きました。私たちはshoesという言葉を教えた記憶は全くないのでチャイルドマインダーのところで覚えてきたのでしょう。英語と日本語全く違う単語をそれぞれ理解している言葉はこれが最初です。

さらに「〇〇ちゃんの靴取って来て」と日本語で言うと持ってきてくれます。チャイルドマインダーさんが他の年上の子供にその子の靴を持ってくるように言ったら、娘がその子の靴を持ってきたという話も聞きました。

 
お父さんお母さんはいつ?

我が家では、パパママ制じゃなくてお父さんお母さん制をとっているのでこれはまだハードル高いようです。私自身がパパママで育ってないし、これをカタカナ語にするなら英語でdaddy&mummyにしたいところです。なので、いつか日本語でお父さんお母さんと言ってくれるまで気長に待ちます。

でも、夫に向かってdadadada...と言ったり、私の前でマママママママーと泣いたりすることがちょくちょくありました。チャイルドマインダーとの会話からdaddyとmummyという言葉の意味を理解しているのか、たまたま言ってるだけなのか。不明です。

常に私たちの想像よりも一歩早く英語も日本語もぐんぐん吸収していってる娘なので、もしかすると分かっているのかも。頼もしい限りです。いつか私の英語と夫の日本語の間違いを直してくれるくらい、どちらも話せるようになってもらいたいな。

 

トラブル続きで余裕がなかったけど・・・

もっと更新しようって書いた矢先に、かなりバタバタしていてまた2週間も更新があいてしまいました。更新してないのに予想以上にアクセスがあって、特に離乳食の記事にアクセス数が多くて驚いています。離乳食の悩みは尽きないですよね…

が、英語の本を読みつつ記事を書くのは時間もだけれど体力(頭力?)も必要で、BLW記事の続き書かなきゃと無駄にプレッシャーを感じて更新が止まってしまいました。そうこうしている間にも娘はどんどん成長しているわけで、きちんと時間が取れるまで離乳食の話は一旦お休みして、最近のことをボチボチ更新していこうと思います。

 

ここ数週間の間、実母が日本から遊びに来ていたのに娘が高熱をだしたり、私のSurface Pro3が突然全く起動しなくなったり、家の冷蔵庫・冷凍庫が壊れて大変なことになったりしていました。トラブルって続くときは続きますね。

冷蔵庫・冷凍庫はまだ直っていなくて、小さいレンタル冷蔵庫(極小冷凍スペース付き)を狭いキッチンに詰め込んだ生活を続けています。せっかくの娘の食事の冷凍ストックが全てパーになったときは涙が出そうでした。

更にただいま転職活動中です。今住んでいるロンドンから地方都市へ引っ越すことにしたのでそれに先立っての職探しです。在職中に転職活動をすることの大変さに参っています。

 

トラブルが続いたせいもあって「子育て中じゃなかったらもっと自分の時間がとれるのに…」と考えてしまったり。

うちの娘は夜は7時には10分程度の寝かしつけでコロッと寝てくれるし、休日も朝寝はなくなりつつあるものの昼寝は2時間してくれるから、かなり時間があるほうなはずなのに。毎日疲れてるし気持ちに余裕がありません。

 

週末、自分の顔の疲れ具合にギョッとして久しぶりに日本のファッション雑誌を買いました。今は海外にいても電子版が簡単に手に入るから便利です。

日本に住んでいたときは、Voceとかマキアとか美的とかの美容系と、BAILAとかCLASSYとか働くアラサー向けファッション系と、毎月2冊は買って長風呂しながら読むのが好きでした。

イギリスに来てからとりあえずこちらの雑誌を試してみるものの、広告だらけで内容が薄く、スーパーモデルの現実離れしたファッションとヨーロッパ人顔向けのメイクは世界が違いすぎて、日本の雑誌の電子版をありがたく読んでいました。

産後はどうせ買えないものしか載ってないけどVERYにも手を出してみたり、育休中は楽しんでいました。幸い娘は決まった時間にいつもお昼寝してくれたので、朝寝の間に化粧して起きたらお出かけして余裕がありました。

 

でも仕事復帰してからは、平日は娘が起きる前になんとか自分の身支度整えて娘のお弁当を用意して分刻みのスケジュールをこなさないといけません。休日は娘が起きるギリギリまで寝ていたいので、娘と一緒に起き出したら自分にかけられる時間なんてほとんどなく、メイクやファッションを楽しむなんて考えすら消えてしまいました。そして、いつの間にか雑誌も買わなくなりました。

 

どうせ載ってる日本の素敵な服は手に入らないし。

 

手持ちの化粧品で毎日同じメイクでいいし。

 

新しい服は買ったって子供が汚したり引っ張ったりするし。

 

こんな自分をちょっとリセットしようと思います。子育て中だから、母親だからって自分が身に着けるもの制限しなくたっていいじゃない。たまには滅多に着られない服買ったっていいじゃない。ちゃんと起きて準備しようって思えるくらいワクワクするものが欲しい!

いきなり昔みたいに戻ることはできませんが、少し気持ちが上がるようにできることしようと思います。そして、子育てしてるせいで時間がないなんて考える自分をちょっと方向転換したいと思います。

赤ちゃん主導の離乳食Baby-led Weaning、どんなものを食べさせる?①野菜・果物

イギリスで最近一般的になってきた手づかみ食べ中心の離乳食の進め方Baby-led Weaning (BLW)についての続きです。

Baby-led=赤ちゃん主導、Weaning=離乳なので、言葉の意味的には、手づかみ食べをさせるというだけではなく、赤ちゃんが自分で食べたいものを選んで食べるということ。手づかみしやすい食べ物を何品か赤ちゃんの前に並べて、自分で好きなものを選んで食べさせます。

 

yumih.hatenablog.com

yumih.hatenablog.com

 

どんなものを食べさせる?

引き続きGill Rapleyの"Baby-led Weaning: Helping your baby to love good food"を参考に書いていきます。今回は、どんな食べ物が向いているか。 トロトロからスタートして、少しずつ形を残した食べ物をあげていくのが当然と思っていた私には驚きの内容でした。本の内容に併せて、私がやってみたことも書いてみます。

 

茹で野菜

生のままでは固い野菜は、握りやすいようにスティック状に切って、柔らかく茹でるか蒸して与えます。まずは、にんじん、ブロッコリー、カリフラワーなんかをあげてました。

最初のうちはかなり柔らかくないと食べられないけれど、茹ですぎると握ると崩れてしまうので茹で具合の調整が難しいです。にんじんは30分くらい茹でていたと思います。時間がかかるので、沢山まとめて茹でて小分けにして冷凍し、食べるときに電子レンジでチンして冷ましてあげていました。

ブロッコリーは茹ですぎて茎しか残らなかった…なんてことも。なので、冷凍ブロッコリーが柔らかく茹でれて便利でした。緑の野菜が足りないときにサッと出せるのも便利で、冷凍ブロッコリーは常時ストックするようになりました。

 

前回も書きましたが、6か月の赤ちゃんは、手を開いてつかんだものを食べるということはできないので、赤ちゃんの拳から野菜がはみ出す大きさに切ることが大事です。

だんだん慣れてくると小さいものをつまんだり、手のひらを開いて食べられるようになるので、色々な大きさのものが食べられるようになります。柔らかさも完全にふにゃふにゃでなくても良くなっていきました。

その頃には、インゲンやサヤエンドウ、芽キャベツなんかもあげていました。(芽キャベツは喉に詰まらせたら危ないので半分に切ってあげます。)

 

ロースト・ベジタブル

茹でる・蒸す以外に、オーブンでローストするのも本でおススメされていたので、私もよくあげていました。ほとんどの家に大きなオーブンがあるイギリスでは、ロースト・ベジタブルは大人もよく食べます。

ローストすると野菜は縮むので大きめのスティック状、長さ8-9cm、幅2-3cm程に切ってオーブン皿に広げ、質の良いオリーブオイルを全体的に薄くかけてざっくり混ぜます。190度に温めたオーブンで40-45分程、途中1、2回焦げないようにかき混ぜながらローストします。オーブンによって温度や時間は要調整です(こちらのオーブンは強力なので日本のオーブンならもう少し温度高めかな)。

よくローストしていたのはにんじん、じゃがいもなどの根菜。じゃがいもは茹でると食べやすい柔らかさと持ちやすい固さの両立が難しく、専らローストでした。

 

日本では手に入らないかもしれないですが、イギリスのオレンジ色のサツマイモsweet potato、にんじんみたいな形だけど色が白いparsnip、カボチャの一種のbutternut squashは娘の大好物です。

http://www.thesweetlifeonline.com/wp-content/uploads/2014/01/D6C_1846.jpg

大人はこの写真みたいに塩こしょうかけたり、ハーブを混ぜると更に美味しいけど、オリーブオイルでローストするだけで大人も美味しく食べられます!

最初は赤ちゃんに油を使って大丈夫だろうか、と思いました。でも、適量の上質な油は、大人よりもエネルギーが必要な子供には重要なエネルギー源。他に油を使ったものを頻繁にあげることもなかったので、ロースト・ベジタブルもBLWを始めた6か月後半からあげていました。

これも沢山まとめてローストして、小分けにして冷凍しておけば便利です。

 

生野菜

そして、キュウリやトマトなどの生で食べられる野菜は、なんと生のままあげましょう、ということで、7か月過ぎてからでしたがあげていました。きゅうりは柔らかいところだけスティック状にして、トマトは食べやすい大きさに切って。

トマトの皮は食べられないけれど、取ってあげなくても上手に皮以外を食べて、残った皮は口からペッとだしていました。ミニトマトはそのままあげると喉に詰まらせる危険があるので、半分に切ってあげていました。皮は同じようにペッとだすから食べられる部分が少ないので、普通のトマトのほうがおススメです。

生野菜を食べる娘を見て、私の想像以上の速さで食べるのが上手になっていて驚きました。それでも生野菜はちょっと心配…という方は、茹で野菜に慣れてからでいいんじゃないかな、という印象です。
 

果物

野菜を生であげるくらいなので果物も生のままあげます。

スティック状に切ったバナナは6か月から全く問題なし。ヌルヌルすべるのでつかむのに最初は苦労していました。「すべるから皮を少し残してあげると良い」なんてアドバイスが本にありましたが、皮を少し残してスティック状に切るなんて、大変すぎて数回やって諦めました。でも、だんだん上手につかむようになって、いつの間にか輪切りでも全然OKになりました。
 

驚いたのはリンゴです。イギリスのリンゴは日本のリンゴより一回り小さくて、大人は丸ごとかぶりついて食べるのが普通です。道を歩いててリンゴをかじってる人を見かけたり、かじられて残った芯が道に捨ててあることがあったりします。

で、赤ちゃんにもリンゴやナシは丸ごとあげろ、と本にあるのです。かじりついて取れた部分を食べるから、と。これはさすがにやりませんでした。5か月から前歯が生えていた娘ですが、皮ごと切ったリンゴですら食べられませんでした。BLW的にはいつか上手に沢山食べられるようになればそれでいいのかもしれませんが…。

皮をむいて食べやすい大きさに切って、電子レンジで30秒程温めると良い感じに柔らかく甘くなって、パクパク食べてくれました。

 

ヘタをとって半分に切ったイチゴもおススメです。喉に詰まらせる危険性があるので半分か大きければ4つに切ってあげていました。ブドウも喉に詰まらせる危険性が高いので、巨峰を半分に切って種をとってあげていました。

8か月を過ぎた頃にはすっかり手づかみ食べに慣れてきて、マンゴー、メロン、スイカなどなど、色んな果物を食べていました。甘くて食べやすい果物はすぐ上手に食べるようになるものです。

 

次回、炭水化物と衝撃のお肉編に続きます。

ロンドンの赤ちゃん・子供向けコンサート

また更新が空いてしまいました。更新しない日が何日も続くと、ついそのまま明日しよう明日しようと空いてしまいます…離乳食の話がなかなか進みませんが、今日は最近娘を連れて行った赤ちゃん・子供向けのコンサート系イベントについて書きたいと思います。

 

ミュージカルと演劇が盛んでウェスト・エンドを中心にあちこちに劇場があるロンドン。イギリス人一般に観劇がどのくらい普通なことなのか分かりませんが、あれだけあちこちに劇場があるから、好きな人は割と多いのでは?と思います。

私はオペラが好きで出産前はよく見に行っていました。義弟はちょっとした業界人でもあるのでミュージカルを一緒に見に行ったり、シェイクスピアおたくの義父にグローブ座に連れて行ってもらったり。義家族のお陰で、自分のお金はオペラだけに注ぎ込みつつ、渡英以来色々と楽しませてもらってきました。

妊娠が分かってからは、「あー、産まれたら当分オペラはお預けか」と思って、あちこちに毎月のように見に行ったりしました。で、予想通りお預けになっています。

そんな観劇を我慢している親向けに?なのか、子供を楽しませるためになのか、ロンドンでは赤ちゃん・子供向けコンサートが結構あります。

 

Bach to Baby

www.bachtobaby.com

こちらはクラシック。かなり手広くロンドンのあちこちで頻繁にやってます。教会などを貸し切って、2、3名のプロの奏者が来て1時間程演奏してくれます。私が見に行った公演は、初めてのときはバイオリンとチェロ、2回目はバイオリンとピアノでした。

コンサート中、授乳しても食べさせても大丈夫だし、大きな子供たちは走り回っても良し、泣いたり騒いだりするのも仕方がなし。でも、せっかく音楽聞きに来てるんだから大人がおしゃべりするのは遠慮してくださいね、というスタンスです。

最後には子供たちを前に集めて童謡を演奏てくれて、みんなで歌を歌ったりしました。2回目はクリスマスコンサートだったので、クリスマスの歌もあって良い雰囲気でした。

 

私が行った会場では、コーヒーや紅茶とちょっとした焼き菓子なども売っていて、コーヒーとビスケット片手にクラシックの生演奏を聴くというのは、子育て中の身にはかなり気分転換になりました。

が、残念ながら、娘の反応は良くはありませんでした。2回とも途中で飽きて暴れ出したから、お菓子やおもちゃで気を紛らわしつつ座っている、という感じになってしまいました。歩けるようになったら、会場の後ろのほうで遊ばせられてよいのかもしれません。それか、前のほうに座れたら楽器に興味を持ってくれるのか…。

どうしてもクラシック音楽は小さい子供には面白くないのか、30分を過ぎたあたりから泣きわめく子供が増えます。

ちなみに、発売同時にアクセスしたのに人気でチケット取れませんでしたが、バッキンガム宮殿でも公演したりしてます。

 

Baby Broadway

babybroadway.co.uk

こちらはミュージカルです。ウエスト・エンドの歌手が来て、有名なミュージカルやディズニー映画などの歌を歌ってくれます。この週末に行ってきたのですが、これがかなりよくて、おススメしたかったのでこの記事を書きました。そのときは男性と女性の歌手が1名ずつとピアノ奏者の人3名という編成でした。

サウンド・オブ・ミュージックのドレミの歌に始まって、雨に唄えばやオズの魔法使いなど聞いたことある曲ばかり。ディズニー系はリトル・マーメイドとイギリスでも大人気フローズンがありました。

プロのミュージカル歌手ってやっぱりすごいです。歌がすごいのはもちろんなんだけど、衣装も舞台装置もない中でちゃんと演技もしてくれていて、歌と動きで大人も楽しませてくれます。

途中シャボン玉を飛ばしたり、メリー・ポピンズのLet's Go Fly a Kiteに合わせて、みんなで赤ちゃんを持ち上げたり、子供を楽しませるちょっとしたエンターテイメントもしてくれました。

 

Bach to Babyがコンサートに行きたいけど子供がいて行けない大人向けなの感じがあるのに対して、このBaby Broadwayはもっと子供向けな印象でした。フローズンの歌に合わせて完全に自分の世界に入って踊ってる3、4歳の女の子なんかもいて、いつか娘と一緒にミュージカルを見に行きたい私としては、これからもちょくちょく連れてきてあげよう、と思いました。

残念ながら、Bach to Babyほど色々な場所ではやっていないし、公演数も多くありません。スケジュールもあまり先のほうまで公開されていません。でも、チェックして見に行く価値ありです。これからどんどん広がっていって欲しいな、と思っています!

 

Baritone Baby

www.baritonebaby.co.uk

こちらはまたちょっと大人向け。オペラ歌手のコンサートです。オペラ好きとしては張り切って行きました。私が行った回では、ピアノ奏者の方とメゾ・ソプラノ歌手が1名でした。オペラ以外にミュージカルも歌っていました。

割と見やすい席にいたので、娘は歌手の方に興味津々で良い経験になったかも、という感じでした。ミュージカルの曲もあったし、途中、子供たちは一緒に踊りましょうってところがあったり、Bach to Babyよりは子供向けの演出も考えられてました。それでもやっぱり最後は飽きちゃう子供が多かった気がします。仕方がありません。

で、大人は楽しめるかというと、私はベルカントからヴェルディまでのイタリアオペラばっかりで、そこら辺はその歌手の方のレパートリーではなかったのか、あまり知らない曲ばかりでちょっと残念な経験になりました…。

 

今は新しいコンサートの予定は決まっていないようです。またやってたらもう一度トライしたいな、と思ってます。

 

子供向けのイベント探し

以上、私が行ってみた3つを紹介しました。ちなみに、Bach to Babyは知り合いのお母さんから知りましたが、他の2つはHoopというアプリから見つけました。住んでる地域の子供向けのイベントを探せるアプリです。結構充実しています。

 

hoop.co.uk

これからも面白いイベントを見つけたら紹介していきたいな、と思います!

赤ちゃん主導の離乳食Baby-led Weaning (BLW)をやってみた話

前記事は脱線しましたが、最初から手づかみ食べを推奨している赤ちゃん主導の離乳食の進め方、Baby-led Weaning (BLW)を引き続き紹介していきたいと思います。

 

yumih.hatenablog.com

 

私がBLWをやってみた理由

娘の離乳食は5か月から日本の離乳食本を参考に始めました。10倍粥をちょっとずつ増やしていって、ドロドロにした野菜をちょっとずつあげて、6か月入ったら豆腐や白身魚もあげるようになって、という段階までスプーンであげていました。少しずつ食べられるものが増えるのが嬉しかったし、アレルギーもなくよく食べてくれるので楽しく進めていました。

そんな楽しい離乳食タイムが変わったのは6か月前半、スプーンを奪って自分で食べたがるようになりました。一度つかむと絶対に離そうとしない娘。もう1本スプーンを渡すとか、色々対策を考えてみたけれどあまり効果はなし。毎回離乳食タイムにはスプーンの奪い合いになって、食べ物は口に入らずにあちこちに飛び散るようになりました。

食後は毎回、娘の顔も手も髪の毛も拭いて、服は全とっかえで、床もテーブルも椅子も掃除して、段々離乳食タイムがストレスになっていきました。食事中も空のスプーンをくわえて離さない娘にイライラしてしまう私。このなんじゃ娘も食事を楽しめない・・・このままではまずいと思って試しに始めてみたのがBLWでした。

 

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スプーンおいしい、絶対離さないもんね!

 

参考にしたのは、BLWといえばこの本!とあちこちで紹介されているこちらの本です。この記事もこの本を元に書いていきます。
 

Baby-led Weaning: Helping Your Baby to Love Good Food

Baby-led Weaning: Helping Your Baby to Love Good Food

 

 

BLWの始め方

授乳は離乳食の前に

前記事にも書きましたが、この著者は大げさなくらいスプーンで食べさせることを否定していて、最初から手づかみで食べでスタートします。6か月頃、サポートがあれば真っすぐ座れるようになったら、家族が食事をしているところに一緒に座らせてスプーンやマグで遊ばせておき、自発的に食べ物に手を伸ばすようになったらスタートです。

最初のうちは、栄養を摂取するために食べ物を口に運ぶというよりも、色々な味や形の食べ物に触れて、食事は楽しいものと理解させるために食べさせます。

でも、お腹が空いていたら楽しめません。また、まだまだ栄養は母乳かミルクから摂らないといけません。なので、食事は授乳の後にあげます。私は離乳食あげてから授乳が普通だと思っていたのですが、イギリスだとこれよく言われているみたいです。でも、母乳かミルクでお腹いっぱいになってしまうから、「全然食べてくれないよー」と悩んでいる友達もいました。

でも、BLW的にはほとんど食べられなくて良いようです。栄養は母乳やミルクから摂れているから食べる量は関係ないとのこと。とにかく、赤ちゃんが食べ物に興味を持って楽しんでくれればいい、と考えます。しばらく続けていくうちに、段々と口に運ぶようになっていき食べるのが上手くなって、自然に体が必要とする栄養が増えるのと同じペースで摂取できる食べ物の量も増えていく、というのが基本の考え方です。

 確かに、スプーンであげても最初は小さじ1杯からスタートして、わずかな量しか食べません。でも、食べるようになってくれるまでは忍耐が必要かもしれません・・・。最初うちは日本の離乳食本を参考にスプーン食べでスタートした私なので、上の友達にも「私は授乳の前に食べさせてるからどんどん食べるよ」なんてアドバイスをしてしまいました。その子は、そうしたら沢山食べるようになった、と後で喜んでいましたが、BLW的にはそうまでして食べ物をこの時期に食べさせる必要はないと考えるようです。

 

手指の動きの発達

生後6か月の赤ちゃんは、指で物をつまむことはまだできません。手のひらでつかむことしかできません。手でつかむことができても、手の中にあるものを口に入れるために手のひらを開く、ということもできません。なので、手でつかんだときに手のひらからはみ出すくらいの大きさの食べ物を用意します。

はじめは手のひらからはみ出した食べ物しか食べられない赤ちゃんも、しばらくすると指を開いて食べることを学びます。9か月頃になると、親指と人差し指で小さなものをつまむこともできるようになります。

書いてあった通り、最初はこぶしの横からはみ出した食べ物しか食べられなかった娘は、親指側から食べてみたり、器用に腕を動かして小指側から食べてみたりしていました。それが、いつの間にか人差し指を開くようになり、中指も開くようになり、上手に手の中の物を全部口に入れられるようになっていきました。この手指の動きの発達は目を見張るものがありました。毎日ぐんぐん上達していくのを見られて嬉しかったです。

 

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はじめて自分で食べたニンジン

 

何を食べさせるか

日本のようにお粥からという指針はありません。最初は野菜などそのままの味を、と思いますが、BLWでは喉に詰まらせやすかったり塩分、糖分、脂肪分が高いものでなければ、最初から親と同じものを塩コショウを避けて与えて良いとしています。アレルギーに関しても家族にアレルギー歴がないなら、6か月より遅らせる必要なしというスタンスです。

 

長くなってきたので、具体的にどんな食べ物があげられているかは次回に続きます。


 

公共の場所での授乳、イギリスの場合

年明け早々、日本のメディアではベビーカー問題に続いて公共の場での授乳の賛否が取り上げられているようですね。職場の他の日本人お母さんから話を聞き、こちらのブログで内容を読みました。

suminotiger.hatenadiary.jp

 

日本で子育てをしていない海外在住者にしてみると、こういう話を聞くたびに、日本は本当に子育てしにくい国に見えて一時帰国するのが心配なります。でも、去年の一時帰国の際はかなり緊張して行ったのですが、一度も嫌な経験をしなかったどころか、お店の人やバスや電車で乗り合わせた人、すれ違った人にまで、可愛い可愛いと言ってもらえて、「実際はみんな優しいじゃないか」と肩透かしを食らったような気分にさえなりました。

そのときはショッピングモールのフードコートやファミレスでもケープをつけて授乳もしました。日本人のことなので、本当は不快に思ってても誰も何も言わなかっただけなのかもしれません。まして外国人の夫が一緒にいたら言いにくいのだろうな。それを逆手にとっていた自分もいます。その場で声を上げにくい文化があるから、インターネットなどの場で議論が大きくなるのかもしれない、と感じました。

公共の場所での授乳についてのこういった議論、イギリスではあまり耳にすることはないけど実際のところどうなのだろう、と疑問に思ったので少し調べてみたので紹介したいと思います。

 

公共の場所で授乳する権利

まず、授乳を理由にサービスを提供しなかったり退出を求めたり、授乳を止めるよう要請するなど、授乳を否定する行動をレストランや店などの施設がとることは差別にあたるとして、法律で禁止されています。

Breastfeeding in public places | Maternity Action

 

法律のおかげなのか、人々があまり気にしない文化だからなのか分かりませんが、周りのお母さん達も堂々とカフェやレストランで授乳をしているし、私自身も当たり前のことのように授乳してきました。さらに、イギリス人ママ達はケープもあまり使わないです。赤ちゃんによっては嫌がるし慣れるまで練習が必要だからなのか、わざわざ買う必要ないと思ってるのか。大判のガーゼをかぶせている人も見たことがありますが、ほとんどの人が上手く赤ちゃんの体で見えないように授乳しています。このニュースの記事の左の写真のような感じです。

www.telegraph.co.uk

これはロンドンの高級ホテルのレストランで授乳し始めたら、スタッフにショールを被せるように要求された、という約2年前に起こった話。ショールをしていたほうが反対に目立つ、というのがこの女性の主張です。最終的に他のお客さんから苦情がでないならショールをしなくても良い、ということになり、誰も苦情を言わなかったからそのまま授乳したようです。

この一件の後、授乳姿を隠すように要求したこの高級ホテルに対し抗議活動が起こったり、政治家が公共の場所での授乳をサポートする発言をするなど話題になったようです。

www.theguardian.com

イギリス人女性達、強いです。彼女たちが戦ってきてくれたおかげで、今まで私が安心して外で授乳できたのだな、と思います。日本もそうなって欲しいと思う一方で、同じやり方を日本でしたら反対に反感を買って赤ちゃん連れの印象が悪くなってしまう気もします。

 

授乳に関する意外なアンケート結果と政府の対応

では、一般に授乳に対する人々の意見はどうなのでしょう。ある政府の記事が次のような数字を挙げています。

New mothers are anxious about breastfeeding in public - Press releases - GOV.UK

  • 女性は公共の場所でも快適に授乳できるべきだー48%
  • どこでも授乳は受け入れられるべきだー44%
  • レストランでの授乳は受け入れられるー57%
  • 公共交通機関での授乳は受け入れられるー51%

これは思っていたよりも反応が悪いです。まだまだイギリスでも公共の場所では授乳を快く思っていない人がいる模様です。ただ、72%の人が公共の場所での授乳をサポートすると回答してはいるようなので「場所をわきまえて欲しい」というところでしょうか。

 

この状況を政府は改善していきたいと考えているようです。世界的に見てイギリスでは母乳育児する人の割合が低いと危惧されています。

同じ記事によると、74%の女性が母乳で育て始めるのに、6~8週間後には47%に落ちるそうです。さらに、別の記事によると最初の6週で諦めてしまう人の80%は続けたかったけれど続けられなかった、とのこと。その理由の一つとして、公共の場所での授乳に対するネガティブな反応が挙げられています。

www.theguardian.com

私の周りの月齢が近い赤ちゃんがいるママ友達も、みんな生後半年経つといつのまにか母乳からミルクに切り替えていました。イギリスには日本のような母乳神話もないので、産前のように出かけたいのに2、3時間おきの授乳をカフェやレストランで簡単にできないのであれば、諦めてしまう人が多いのは理解できます。せっかく母乳育児を始めたのに、そんな風にやめてしまうのは残念なことです。

イギリスにも授乳室はありますが、十分に整備されているとは言えません。授乳室がもっとあったとしても、「授乳したいなら授乳室に行け」と個人の行動を制限するのは間違いなくこの国の人には受け入れられません。なので、公共の場所での授乳を推進する政府の方針は納得がいくものです。

推進しているので当然のようにNHS(国営医療サービス)が外出先での授乳についてのアドバイス記事を書いていて、その中には「もっと多くの人がすれば、もっと普通のことになる」とあります。私もその言葉に同意で、当たり前のことになって欲しいと思います。こういうことは小さな積み重ねの結果なので、私自身も外で授乳したことで公共の場所で授乳がより一般的になるよう少しでも貢献できたのなら本当によかったです。

Breastfeeding in public - Pregnancy and baby guide - NHS 

 

個人の自由と社会の調和

以上が、私が調べたイギリスの状況です。予想外にまだ改善の余地ありのようですが、少なくとも法律で保護されて政府も推進しています。少なくとも「受け入れられるべき」という考えがあります。

イギリスは歴史的にも個人の自由と平等のため戦ってきた国なので、女性たちが公共の場所で授乳する権利も勝ち取ってこれたのも分かります。でも、周囲との和を大切にする日本で、平等に扱われる権利があるべきと正面から衝突したら、やはり問題が起こってしまうでしょう。

 

必要以上に(と、少なくとも私は感じる)周りを気にする日本の風潮を息苦しく感じ海外に出た私ですが、そのおかげで日本にはいいところが沢山あることも分かります。ゴミ一つ落ちていない駅や、誰も電話で話していない電車の中にいると、日本はすごいと思います。大多数の人が自分個人のことよりも社会全体のことを考えているからだと思います。(そうしないといけないという社会的プレッシャーもあると思いますが。)

でも、例の新聞に投書した大学院生がケープで隠して授乳している人にさえも目のやり場に困ると感じるようなほどに、気を使わなくてもいいのではないでしょうか。授乳していたって、他のお客さんと同じように扱ってくれればいいような気がします。何か頼まれたら可能な範囲で対応すればいいのではないでしょうか。私たち子連れも、自分が子供を連れているからと特別扱いを期待してはいけないと思います。小さい子供がいるために気にかけてもらえることを、当たり前と受け取らないで感謝しないといけないと思います。

 

だから、負担になるほどの気遣いはしなくていいから、多少のことには目をつむって欲しい、というのが私の考えです。これは日本よりずっとイマイチなイギリスのサービスに慣れてしまった海外在住者の戯言かもしれませんが。

娘はもう卒乳したので次回の一時帰国のとき私はもうこのことに悩む必要がありませんが、いつか2人目ができて日本に行くことがあったら、そのときには状況が少しでも良くなっていることを願います。

最初から手づかみ!?イギリス式離乳食

離乳食に見えるお国柄

日本とイギリスの子育て情報で一番違いがあるのは多分離乳食です。日本語の離乳食本を見ると、1、2ヶ月毎に食べさせていいものが少しずつ増えていって、お粥の炊き方が少しずつかたくなって、1日の食事の回数も慎重に慎重に1回から3回にしていく。とにかく慎重!みんな本当にこんなに細かくやってるのでしょうか?

特にタンパク質は慎重で、私も真似して豆腐からスタートしてお魚をあげて、お肉は鶏肉の脂身が少ない部分からってやってたら、7ヵ月頃こっちの保健師さんに「6ヵ月過ぎたから、お肉は何でもあげていいのよ!」と言われてビックリ。時期は個人差があるだろうけど、消化しやすいものから順番に試してみるに越したことはないように感じますが・・・。なんでもきっちり慎重な日本と、ゆるゆる適当なイギリス。何でもそうですが、離乳食もそんな感じです。

 

そして、日本の食卓に欠かせない大切な食材お米、日本では10倍粥に始まって軟飯、普通のご飯と離乳食を進める指針の一つみたいになっていますが、イギリスでは単なる食材の一つでしかありません。ただ、消化がいいから離乳食向きであるという認識はあるようで、baby riceというものが離乳食初期から食べられるものとして売られています。元植民地インドの影響で色々な種類のカレーが食べられるイギリスでは、大人が食べるお米は、バスマティ米(Basmati rice)と呼ばれるタイ米のような細長くてパラパラしたものが、カレーのお供で最も一般的です。でも、離乳食用のbaby riceは日本のお米のように短くてべちゃっとしているようです。

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このbaby riceが日本のお粥と決定的に違うのは、ミルクと混ぜてrice puddingとして食べること(イギリスでpuddingというと、デザート一般を指し日本のプリンとは全く別物です)。でも、ご飯とミルクという組み合わせがどうしても私には受け入れがたく、日本のお米も常備してあるので、結局baby riceを試すことはなかったのですが。ただ、日本のお粥が離乳食でも主食になるのと違って、baby riceをにんじんやじゃがいもなどと並んで離乳食初期に食べさせてみましょう、という程度です。

 

手づかみ食べ推進イギリス式離乳食

さて、そんなイギリスの離乳食ですが、日本式のようにドロドロにした食べ物を親がスプーンであげる、親主導のspoon feedingは古いやり方と考えられています。親が目の前に何種類かの食べ物を並べ、赤ちゃんが自分で好きなものを選んで食べる、赤ちゃん主導の離乳食baby-led weaning (BLW)が、より良いやり方という考え方が広がってきているようです。日本式でも9ヵ月頃から手づかみ食べを推進していますが、イギリスではもっと早くから、人によっては最初から全部手づかみ食べ。どこまで徹底的にスプーンを使用しないかは人それぞれだけど、基本的に手づかみ食べのほうが良いという考えが浸透しているようです。

できるだけ和食を食べさせたいから、離乳食は日本式で進めたかった私。10倍粥なんて手づかみじゃ無理だし・・・。そんなにも赤ちゃん主導で進めるのが良いのか、BLWの第一人者Gill Rapleyの本を読んでみました。

 

Baby-led Weaning: Helping Your Baby to Love Good Food

Baby-led Weaning: Helping Your Baby to Love Good Food

 

 

スプーン食べは本当にダメ?

この著者、最初から激しくスプーンで食べさせることを非難していて、あまりの激しさに反対に身構えてしまうほどです。非難している内容としては、

 

  1. 嚙む力が育ちにくく、発語や消化器官の発達に影響を与える
  2. 自分で口に運ぶより丸呑みしやすい・えずきやすい
  3. すぐに飲み込めて早く食べられるから必要以上に食べてしまう
  4. 早い時期から離乳食を食べすぎてしまい、より栄養豊富な母乳や粉ミルクの摂取が減ってしまう
  5. 食べさせられるのは赤ちゃんにとって楽しくない

 

というもの。1つ目の指摘は、ドロドロからツブツブを1、2か月毎に徐々に大きくしていく日本式なら、問題ないような気がしました。楽しくない、というのは本当かもしれないけど、それ以外は本当なのか単に不安を煽られたような気分になりました。特に気になったのは「食べすぎる」という点。5歳児の約10%が、10歳児の約20%が肥満という問題を抱えているこの国で生きていくので、悪い食習慣を身に着けてしまうのは出来るだけ避けたいものです。

 

でも、本の中に上の内容について科学的に実証された根拠は書かれておらず、本当に絶対スプーンだめの?大げさなんじゃない?という印象が否めません。そういう傾向はあるのかもしれませんが、スプーンで食べさせていたから絶対に食べすぎる訳ではないだろうし、嚙む力は細かい日本式離乳食の本に従って徐々にやっていくほうが良いだろうと判断し、娘の離乳食は10倍粥でスタートしました。

この本、この後ぎょっとする内容がどんどん飛び出してきます。絶対日本式のほうがいい!と意気込んではじめての離乳食をスタートしました。が、試行錯誤の結果、結局ある程度この本を参考に離乳食を進めることになったので次回詳しく書いていきたいと思います。