イギリス子育てレポート

ロンドンで子育て奮闘中。調べたこと、やってみたこと、感じたことをレポートします。

生後4か月で夜通し寝てもらうためにしたこと

これまで、生後2か月頃にしたスリープトレーニングの内容を書いてきました。今度は娘がその後どうなったか、スリープトレーニングをどう継続していったか書いていきたいと思います。

 

yumih.hatenablog.com

これまでの記事にも書いてきましたが、この2冊の本を参考に昼寝スケジュールを整えてスリープトレーニングを進めました。

 

赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド

赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド

 
The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers

The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers

 

 

完全母乳でも大丈夫

ちょっと記憶が曖昧なのですが、スリープトレーニングを始めて1か月もかからず、寝かしつけはかなり楽になっていたと思います。授乳してから絵本を読み、ウォールステッカーの動物たちにおやすみを言ってベビーベッドにおく、という寝かしつけが定着したのです。日によって昼寝スケジュールがガタガタになることもありましたが、本にあるような理想のスケジュールで昼寝してくれることも徐々に増えてきました。そうなってくると期待するのは、夜できる限り長くまとまって寝てくれることです。

産後しばらくの間は母乳が足りず夕方にはミルクを足していたのですが、ちょうど同じ頃になんとか母乳だけで足りるようになってきていました。ミルクのほうが腹持ちが良くて夜寝てくれるといいますが、夜に授乳しないと母乳不足が解決しない心配があったので、夜にミルクを足すことはしていませんでした。ですが、娘は生後4か月に完全母乳でも夜通し寝てくれるようになったのです!

 

自分が寝る前に授乳

娘は夕方5時頃まで夕寝をしていましたが、6時半には眠くなってしまっていたので、自然に早寝させるようにしていました。6時頃にベビーバスでお風呂に入れて、6時半までには授乳を終えて上に書いたねんねルーティーンをして7時には寝ている、という感じです。その後は深い眠りに入るのか、上手くいくと夜12時頃まで眠るようでした。それ以降は頻繁に起きることが多かったのですが…。赤ちゃんのお世話に毎日ヘトヘトな私は10時半から11時くらいには寝てしまっていました。これはつまり寝入って1時間ちょっとして、深く眠っているときに起こされることになるんですね。

そこで、自分が寝る前に赤ちゃんを起こして授乳することをジーナ・フォードが書いていたのでやってみることにしました。寝ている赤ちゃんを起こすのには抵抗を感じますが、続けると習慣になるのか自然にその時間に眠りが浅くなっていったようです。特にジーナは、このタイミングの授乳は毎日続けて習慣にしないと、眠すぎて飲んでくれなくなると強調しています。私が疲れていて授乳せずに寝てしまうことが最初のうちありました。でも、結局すぐに起こされて反対に辛いので、スヤスヤ眠る娘を見て睡魔の誘惑に負けそうになりながらも、毎日起こして暗い部屋で授乳していました。

この暗い部屋でというのが重要です。しっかり起こしてしまわないように、小さい照明だけつけた暗い部屋で静かに授乳したら、娘は半分寝たまま飲んでいたのでそのまますぐにベビーベッドに戻してせば寝かしつけいらずでした(夜の授乳はいつもそんな感じでした)。眠すぎて飲まずにまた寝てしまいそうだからまずオムツを替えていた時期もありましたが、習慣になってからはそれも不要でした。

 

この後できる限り長く寝てもらうためには、しっかりお腹いっぱい飲んでもらわないといけません。7時に寝てくれた後は、私もお腹いっぱい夕飯を食べて、しっかりお風呂につかるようにしていました。7時就寝の定着前は、お風呂に入っている間に泣き声が聞こえてきて慌てて出ることは何度もありましたが、なんとか夫に時間かせぎしてもらっていました。

 出産前は、赤ちゃんがいたらゆっくりお風呂にも入れないと思っていたので、長かった髪を切ったりもしました。7時に寝かしつけることで、長風呂が可能になったのはかなり嬉しいことでした。もちろん上手くいかない日も沢山ありましたが…。でも、体を温めて血行が良くなる上に、リラックスして疲れも取れるからか、お風呂上りは母乳の出もぐっと良くなるみたいでした。育児中は大変だけど、だからこそ家族に協力してもらって出来る限りお風呂時間を確保したいものだと思います。

 

頭なでなで作戦

 夜11時頃に授乳を終えて寝たら、朝7時の起床時間まで残り8時間です。その間の授乳を1回で済ますには、4時間は寝てもらいたいところです。つまり夜中の3時。私自身も4時間眠った後なら、起きて授乳するのもそこまで辛くありません。授乳時間を記録していたアプリを見ると、2時くらいに起きてしまうこともありましたが、割とよく3時までは寝てくれていたようです。

問題はその授乳を終えた後でした。3時に授乳した後、なかなか7時までは寝てくれず、5時には起きてしまうのです。授乳から1時間しか経ってないのに…ってこともよくあったと思います。5時半だった場合は授乳していたら30分位経ってしまって6時すぎてしまい、結局そのまま起きるってこともあったと思います。でも、なんとか朝せめて6時半くらいまで寝てほしい、と思ってやってみたのがジーナ・フォードが書いているCore Night法です。*1

これは、生後6週間以上6か月以下、体重は4.5キロ以上で健康に増加していて、昼寝のスケジュールが整った赤ちゃんが夜の授乳間隔をあけるためのものです。赤ちゃんが泣いて起きてしまっても、数分は待って様子を見ます。寝言で泣いているだけでまたすぐ寝てしまうかもしれません。泣き止まない場合は、優しく頭を撫でたり、おしゃぶりをあげたり、白湯を飲ませたりして、授乳以外の方法で寝かしつけるようにします。

 

 私がやってみたのは、しーっと言いながら頭を撫でる、ということだけでした。おしゃぶりは受け付けてくれなかったし、白湯は用意するのが面倒だったので…。効果はというと、最初のうちは全く意味がありませんでした。数回やってみても泣き続けるので結局授乳していました。それでも、とりあえず授乳する前はしつこく数分はシーッと言いながら頭をなでるを1週間と続けていると、あれ、泣き止んだ!?ということが段々増えてきました。それで泣き止んでも結局2、30分で起きてしまったりしていたのですが、少しでも授乳を先延ばしにできるだけで十分です。

 これを繰り返していくうちに、生後3か月半頃いつの間にか夜中の授乳は1回で、朝6時半から7時くらいまで寝てくれるようになりました。

 

朝7時まではベッドのまま

こうなってくると後はとてもスムーズでした。1回目の授乳も4時、5時と徐々に遅くなっていきました。すると今度は、7時までの時間が短くなります。6時を過ぎていると、また寝るか悩むところですが、必ずもう1度寝かせるようにしました。どれかの本に、自分でベッドから出て動き回れる歳になったときに、6時に目が覚めたから両親を起こしに来て欲しくないでしょう、なんてことが書いてあったので。

なかなか寝付いてくれないこともありましたが、授乳後もう一度ベビーベッドに起き、シーッと頭なでなで作戦でできる限り7時近くまで寝かせていました。これも習慣でしょうか。今では7時前に起きてしまっても、大人しくベビーベッドで私たちが来るまで待っててくれてます。ベビーモニターを見ていると、自力でまた眠りについていることもよくあります。

 

そして…

生後4か月の日本滞在中のある日、はじめて夜10時半から朝6時半まで寝てくれたときは飛び上がって喜びました。その後起きてしまう日はまだまだありましたが、5か月には夜10時半の授乳後は、何か普段と違うことが起こらない限り朝7時まで寝てくれるようになりました。ちなみに、夜10時半の授乳は7カ月半で必要なくなり、それ以降は夜7時から夜7時まで寝てくれています。

今回書いたことは全て昼間のスケジュールがきちんとできて、母乳育児が軌道に乗ったからできたことです。それらができる前に無理に授乳間隔をあけようとするのはやめたほうがいいかと思います。ですが、昼間に十分と飲めるようになって、昼寝と夜としっかり睡眠をとれるようになった赤ちゃんは、生後4、5か月で夜通し寝ることが可能なんだと思います。もちろん個人差があると思います。

夜寝かせるためにミルクを飲ませる必要はないとわかったことは、母乳で育てたかった私には嬉しいことでした。そして、自分が寝る前の授乳したり、すぐには起きて授乳しないようにしたり、少しでも自分が楽になる工夫をしていくことが大事だと思います。

*1:上に記載の本、42-44ページ参照。

ロンドン地下鉄の座席ゆずり事情

今日は育児から若干話がズレますが、ロンドンの地下鉄について書きたいと思います。UndergroundまたはTubeと呼ばれるロンドンの地下鉄は、主要な交通手段の一つです。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lancaster_Gate_tube.jpg

 

イギリス版マタニティマーク

世界初の地下鉄の設備を現在も使っているので、あちこち段差だらけでエレベーターはない駅のほうが多いと、ハード面では妊婦にも子連れにも優しくない作りです。ですが、ソフト面では心温まることが多いです。抱っこ紐で娘を連れて乗ると100%席を譲ってもらえます。座ると起きちゃいそうだから断って立っていたときは、20分間乗っている間に5人に声をかけられるという記録があります。

妊娠中もほとんど毎日席を譲ってもらっていました。ロンドン交通局TfLにオンラインで申し込めば、日本のマタニティマークみたいなBaby on boardバッジをもらえるので、これをつけていました。このバッジ、かなりの市民権を得ているようで、通勤していると毎日必ず1人はつけている人を見かけます。

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日本のマタニティマークは、座席譲って欲しいアピールと見られるなんて心無い話を聞きますが、ロンドンでは付けていてくれるほうが良いという意見のほうがよく聞きます。妊娠初期は見た目では分からないからっていう真っ当な理由もあります。でも本当のところは、こちらでは立派な体型の女性も多いので、妊婦さんかどうか見分けがつかず席を譲りにくい、ということ。女友達でこう言う人がよくいるので、男性だったらますます譲りにくいはず。バッジをつけていてくれたほうが、安心して席を譲れるということです。

 

私に席を譲って下さい!

そして、なによりこの国には言いたいことを主張する風潮があります。地下鉄の中でもそれは同じです。車両の幅が狭いロンドン地下鉄は、座席と座席の間に人が立っていると、そこを別の人が通り過ぎるのは難しいくらい狭いです。ぶつかりながらならなんとか通れるけど、ぶつからずには無理という感じです。それなのに、ラッシュ時に車両の中のほうに入らず、ドアの近くで通せんぼ状態の人が結構います。そういうとき、車内放送でも注意を促してはいますが、次の駅でその電車を待っていた人が"Move down inside please!!"と叫びながら乗ってくるのは普通です。

 同様に、妊婦さんが座席を譲ってと言うのだってありです。言っている人を見たことも何回かあります。私自身は、妊娠初期つわりもそこまでひどくなかったので、座れなくても仕方がない程度にしか思っていませんでした。ですが、妊娠20週で切迫流産になってからは、周りにどう見られようと自分の体と赤ちゃんが大事、絶対に席を譲ってもらうようにしました。ほとんどの場合、誰かが先に気が付いて譲ってもらえていましたが、何回かは勇気と声を振り絞って「誰か席を譲って下さい」と言いました。みんなが下を向いて新聞を読んだり携帯をいじっているのを見ると気づかないふりされているのかと思い、声を出すのは勇気がいりました。でも、ほぼ全ての場合で反対に「気が付かなくてごめんなさい」と言ってもらえたのです。

 

この国には自由に主張していい空気があるのが、イマイチなところがいっぱいあっても住んでいける理由の一つです。主張しないと誰も気付いてくれない、と言うべきかもしれませんが。その分周りの目を気にしなくて良いのです。

 

 

地下鉄の中に見る英国紳士

そして、娘を預けて出勤する今は妊婦でもなんでもない私に戻りました。ロンドン地下鉄の中でも特に混雑がひどい路線を使っているのですが、実は今も結構な確率で途中から座れます。なぜなら、私は女性だからです。

途中大勢の人が下車する乗り換え駅があり、いつも1つ、2つは座席が空きます。その座席の前に立っているのが、パリッとしたスーツを着て通勤していく若くて育ちが良さそうな白人男性なら、すぐには座りません。自分の前の座席が空いても周りに女性が立っていたら、彼らは絶対に座りません。こんな書き方したら人種差別的な感じですし、若くても座る男の人もいるし、白人じゃなくても女性に席を優先してくれる人はたまにいるし…いや、でもやっぱりスーツ着た若い白人男性が座らない確率はかなり高いんですよ。

私の夫も、安物スーツをヨレッと着てはいますが一応その分類に入り、女性が立っている状況で座るのは居心地が悪いから、最初から座ることを諦めているとのことです。田舎育ちで公共交通機関で通学・通勤した経験がなかった夫は、はじめて東京でそれなりに混んでいる電車に乗ったとき、若い女性に席を譲って変な目で見られたそうです。さすがにロンドンでも女性というだけで、座っている人が立つということはありませんが、立っている女性を差し置いて座るというのは、男性として恥ずかしく感じるそうです。

こういうことなので、私は隣の男性が座らず、周りにお年寄りも妊娠さんも体に不自由がある人もいないなら、ありがたく座らせていただいています。

 

気持ちに余裕を

こんな英国紳士たちを見ると、とてもありがたく感じはしますが、イギリス人よりもずっと多いであろう長時間労働でヘトヘトの日本人男性に、同じことを期待するのは酷なことに思います。日本に帰る度に夜の電車の中で寝ている人の多さに驚かされます。居眠りに対する態度の違いもありますが、みんな疲れてるなぁ、という印象が拭えません。日本のマタニティマーク批判だって、疲れて余裕がないことの表れですよね。

私自身は、常に人に席を譲るくらいの余裕を持っていたいな、と思います。妊娠中は沢山の人に席を譲ってもらったので、お年寄りや妊婦さんがいたら絶対に席を譲ってあげたい。今日は産後はじめて妊婦さんに座席を譲る機会があったので、この気持ちを忘れないように書いてみました。

日本でも解禁に向けて動き!液体ミルクはこんなに便利

日本もついに液体ミルク認可に向けて動き出したようですね!災害時に海外から寄付があったりしたようですが、イギリスでも一般的なものとしてどこでも売っています。産後しばらくの間、十分に母乳が出なくて苦しんだので、液体ミルクには本当に助けられました。イギリスで買える液体ミルクはどんなもので、どんなときに便利だったか紹介したいと思います。

 

液体ミルクの種類

粉ミルクと同じように色々なメーカーから販売されています。新生児からのファーストミルク、6カ月からのフォローアップミルク(Follow on milkというようです)など何種類かあり、大きさもいくつかあります。私が使っていたAptamilのファーストミルクはこんなラインナップです。

イギリスの大手スーパーの一つSainsbury'sのオンライン価格を参照しました。日本とイギリスで物価が全然違うのと、EU離脱の国民投票以降の過去にないポンド安であまり参考になる金額ではありませんが、最近のレート1ポンド=128円で円換算しました。画像もSainsbury'sウェブサイトから借りました。

 

スターターパック 70ml x 6

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6本セットで8ポンド(1,024円)

100ml = 1.9ポンド(243円)

少量ボトルに使い捨ての乳首がついたセットです。便利ですが値段はかなり割高です。

 

200mlボトル

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1本ばら売り85ペンス(109円)・4本セットで80ペンス(102円)

100ml = 各43ペンス・40ペンス(55円・51円)

こちらは哺乳瓶に移して使うタイプです。開封後も24時間は冷蔵庫で保管できます。

 

1Lボトル

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1本3.7ポンド(474円)

100ml = 37ペンス(47円)

大容量タイプ。開封後はすぐに冷蔵庫に入れ、48時間保管できます。

 

同じミルクの粉タイプですと900グラム入りで11ポンド(1,408円)。100mlを作るのに約20ペンス(26円)なので、一番コスパの高い1L入りを買ったとしても液体ミルクのほうがずっと高くつきます。日本でどういう価格設定になるのかわかりませんが、完全ミルク育児を液体ミルクだけでするのは金銭的に負担が大きいかもしれません。しかし、未開封なら常温での保管が可能で、粉ミルクと違って調乳する必要がありません。残って冷蔵庫に入れていたものでも、湯煎して温めるくらいです。とにかく手間がかからないのがメリットです。

 

こんなときに便利でした

産後すぐの大変な時期に

日本では入院中にきちんと授乳の指導をしてもらって、こんな状況になる人はいないのかもしれませんが、イギリスで出産し翌日に退院した私は産後5日目の検診で母乳が全く足りていないと指摘されました(詳しくは過去記事で)。娘は黄疸になりかかって元気もなく、大至急ミルクをあげる必要がありました。そのときに夫が大急ぎで買ってきたのが、使い捨て乳首のついたスターターパックでした。とにかく余裕がなかったので、哺乳瓶も必要ないこのミルクには助けられました。生後すぐの新生児なので1回70mlでも十分でした。

 

外出時の安心のため

産後1か月が経ち、夫と娘と3人で初めて車で20分程のショッピングモールに買い物にいったときのことです。小さなモールだったので授乳室もなく、地下駐車場の暗い車の中で慣れないケープをつけて授乳をしました。授乳後すぐに出発したのですが、慣れない外での授乳に娘もお腹いっぱい飲めなかったのか、帰宅途中の車の中で泣き始めてしまいました。運悪く道は渋滞し普通は20分のところ倍以上時間がかかり、渋滞にはまって車を止めることもできず、停車しないと授乳もできないので号泣する娘になすすべもなかったという経験があります。

それ以来、娘とお出かけの時は念のためスターターパックを1本、安心のためにバッグに入れていくようになりました。結局その安心ミルクを使うことは一度もなかったのですが、慣れない赤ちゃんとのお出かけには心強かったです。特に夫は短時間でも娘を連れて出かけるときは必ず持ち歩いていました。粉ミルクと違ってお湯を準備しておく必要もないので、手軽に持ち運べるのは液体ミルクの大きな魅力だと思います。

 

母乳がちょっと足りないとき

最初から母乳不足だった私は、母乳育児が軌道に乗るまで2、3か月かかりました。疲れのせいかどうしても夕方になると足りなくなってしまい、かなり長い間授乳しても娘は満足せずずっと欲しがる、という状態が続きました。十分な母乳を出せるようになるには頻回授乳をするしかないとアドバイスをもらったので、できる限りあげ続けました。それでも、どうしても無理!というときに200mlのボトルを使っていました。

母乳をあげてもあげても満足せずグズり続ける赤ちゃんを前に、お湯を沸かして粉ミルクを溶かす余裕なんてありません。そういうとき、液体ミルクならさっと開けて哺乳瓶に移してあげることが可能です。開封後に冷蔵庫で冷やしておいたものを湯煎する場合でも、お湯を沸かして冷ますよりずっと早くあげられます。

 

夫があげるとき

混合育児の間は夫も授乳してくれていました。夫があげるときも、搾乳しておいた分があればそれをまずあげて、足りなかったら液体ミルクを追加したり、搾乳分がないときは液体ミルクだけをあげたりしていました。できれば母乳だけにしたいと思っていたので、大きな缶でしか売っていない粉ミルクは買わずに、200mlのボトルをちょこちょこと買い足していました。

産後しばらくして体力が回復してからは、母乳量増加を目指すようになってからは直接母乳をあげるだけになりましたが、まだとにかく疲れていた間はとても助かりました。

 

夜間授乳に

イギリス人ママ達の話を聞くと、寝かしつけや夜間授乳はずっと哺乳瓶で、という人も結構いました。そうすることで哺乳瓶拒否を防げるし、寝かしつけはお母さんしかできないというような事態も避けられます。夜中に起きる負担をパートナーと分担する、という意識もあるようです。

私たちも産後1ヵ月間は夜中の娘のお世話は夫と分担していました。なので夜間授乳には頻繁に液体ミルクを使っていました。夜に粉ミルクを作るという発想すらなかった私たちですが、準備が楽な液体ミルクのほうが負担が少ないのではないでしょうか。 粉ミルクに比べて割高なので完全ミルク育児を全部液体ミルクでするとお金がかかりそうですが、夜間授乳の回数が多い間は夜だけ液体ミルクにするとか、選択肢が増えると思います。

液体ミルクで簡単に授乳できるようになれば、日本のお父さんたちも育児参加しやすくなるのでは、と期待しています。特に夜中に起きて粉ミルクを作るのは辛いと思うので、少しでも楽になれば協力しやすくなるのではないでしょうか。

 

長時間の乗り物移動時

娘が生後4ヵ月のとき、私たちは日本へ行きました。この頃には完全母乳になっていたのですが、飛行機の中で何があるか分からないので、念のため余っていたスターターパックを持っていきました。国際線の手荷物は液体物の持ち込みに制限がありますが、赤ちゃんのミルクは対象外でいくらでも持ち込めます。(実際に赤ちゃん連れで乗る際は、運行会社や空港の情報を確認して下さいね。)結局ケープで授乳し12時間のフライトを乗り切りましたが、当時もしまだ混合育児をしていたなら、大量の液体ミルクを持ち込んだと思います。飛行機ならお湯をもらって粉ミルクを作ることも可能ですが、新幹線などそれもできない乗り物に長時間乗るときは便利だと思います。

 

体調が悪いとき

フライトでは使用しなかった液体ミルクは日本にいる間に役に立ちました。滞在中にウィルス性胃腸炎にかかり、2日間何も食べられない状態になったからです。すぐに母乳が足りなくなり、味も悪くなったのか飲みながら怒って泣く娘。この頃、哺乳瓶拒否でミルクは飲まなくなっていたのですが、足りない母乳に背に腹は変えられずか、久しぶりのAptamilを飲んでくれました。体調が最悪で何もできないようなとき、液体ミルクは本当に楽です。

そして、この直後に熊本地震が起こり、連日の報道を日本で見ることになりました。胃腸炎で簡単に足りなくなってしまった私の頼りない母乳。災害で避難することになんてなったら止まってしまうかもしれません。避難所にいる赤ちゃん連れのお母さん達は本当に大変だったと思います。自然災害の多い日本にこそ液体ミルクが必要だと感じました。

 

 

以上が液体ミルクを実際に使ってみた私の感想です。最終的には母乳育児になった私でもこんなに便利なことがありました。日本でも早く安全性を確認し、制度を整え、子育て中のお母さんお父さんたちの生活が少しでも楽になることを願っています。

 

=追記=

その後、政府は2020年の東京オリンピックを販売開始の目標に掲げたというニュース記事を見つけました。

headlines.yahoo.co.jp

ミルク飲むような赤ちゃん連れの親って、海外からのオリンピック観戦の客層としては少数派なんじゃ…と思いつつ、2-3歳用なんてものも売っているので、赤ちゃんじゃなくても飲ませてる親もいるのかな。それにしても、2歳って長時間座ってスポーツ観戦できるのでしょうか…とか、考えてしまいましたが、オリンピックを目指して販売実現してもらえたら嬉しいですね。

生後2か月からのスリープトレーニングまとめ

これまで時系列順に長々と書いてきましたが、結果として娘は生後4か月には朝まで眠ってくれるようになりました。夜通し寝てもらうためにはやってみたことは別であるのですが、まずスタートにとりかかったスリープトレーニングの内容をまとめてみます。

 

①朝7時までに起こす

朝晩の区別をつけてあげるために、朝起きたら寝室から生活する部屋に赤ちゃんを連れていきます。冬のイギリスは昼間も薄暗かったりするので、朝は必ず電気を全部つけて、しばらくはテレビもつけて明るくにぎやかにしていました。最初起きるのが辛いですが、すぐに始められることですし、自分の健康のためにも良いです。

 

②起きてから2時間程で寝かし、1日3回の昼寝を目指す

眠すぎてグズグズで寝付けなくなることを防ぐために、起きてから2時間程で昼寝をさせていきます。生後2か月以下なら1時間半、それ以降は2時間、6か月以上なら2時間半が目安ですが、これは個人差があるし成長によって変わるので、その子がご機嫌で起きていられる時間を見極めるのが大切です。ポイントは、はっきり眠いサインを出してからでは遅すぎるかもしれない、ということです。

その上で、朝寝・昼寝・夕寝と昼間に3回寝てくれることを目指します。ねんトレの本には理想のスケジュールがありますが、いきなりそんな風にはいきません。昼寝が短かったから夕寝を2時間したり、全部すぐに起きてしまって4回寝かせたりもしていました。特にはじめのうちは寝てもらうことを優先し、おっぱいで寝かしつけたりバギーに乗せて散歩に出たり、色々な手を使いました。ただし、抱っこ紐じゃないと寝てくれなくなって後で困るということにならないように、大変になりそうな寝かしつけを毎回使うことは避けたほうが良いと思います。

 

③静かな暗い部屋で寝かす

夜寝るときは、昼間との区別をはっきりつけるため、部屋を真っ暗にして寝かせます。そのために私たちはベビーモニターを購入しました。昼寝のときは、完全に真っ暗でないと眠れない子になってしまうことが心配だったので、カーテンから外の光が少しもれる程度の明るさで寝かせていました。真っ暗で場合、おもちゃなど気が散るものが見えないようにすることが大事だと思います。反対に、旅行先など慣れない場所で寝るときは、完全に暗くすると寝つきがよくなりました。

 

④ねんねルーティーンを作る

寝る時間になったら、薄暗くした部屋で毎回決まったねんね前のルーティーンを行います。毎回必ず同じことをすることで、これから寝るんだな、と赤ちゃんに理解し安心してもらうためです。私たちのルーティーンでは、まず夜お風呂から出たら簡単にベビーマッサージをしてオムツを着けてパジャマを着せて、授乳します。お腹いっぱい飲んだら、静かな声で絵本を読んで、娘を抱っこしながらウォールステッカーの動物たちに話しかけながら一日を振り返るようにお話します。最後に、動物たちに一緒におやすみを言って娘をベビーベッドに置きます。

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うちに貼ってあるステッカー(画像はJohn Lewisウェブサイトより)。ちなみに、このときよく使ったストーリーとして「〇〇ちゃんが寝てる間、ふくろうさんはずっと起きて見守っててくれるよ。こわくなって泣いちゃったら、すぐにふくろうさんがお父さんお母さんを呼びにきてくれるからね。安心しておねんねしてね。」というものでした。

 

昼寝リズムができるまでは、よく絵本の前の授乳で眠ってしまっていました。できるだけ寝かせないようにしても、気持ちよくお乳を吸っていたら眠りに落ちるのを止めるのは不可能。諦めて寝かせて、大概30分~1時間で眠りが浅くなって起きてしまうので、その後でルーティーンをして寝かすようにしていました。ただ、1日3回昼寝のリズムができたら、起きていられるようになって授乳中に寝てしまうことも減っていきました。どうしても寝てしまうのであれば、できれば夜寝かせる時間を早くしてあげるといいかもしれません。

また、昼寝のときは、お風呂上りではないのでマッサージ等はせず、絵本を読むところからスタートです。

 

⑤自力で眠れるようにする

生活リズムができてきて、ねんねルーティーンをしばらく続けてみたら、自力で眠れるように泣いてもしばらくそのままにする寝かしつけを始めました。簡単に書くと、ベビーベッドに置いた後に泣き出してしまっても10分間は1人にしておいて、まだ泣いていたら部屋に入り静かに話しかけながらそっと頭をなでます。数分で部屋を出てまた10分待って、それでもまだ泣いていたら、また部屋に入って同じことを繰り返す、というものです。

詳しくは前回記事のcrying downについての部分を読んでいただきたいのですが、ただやみくもに赤ちゃんを泣かせておくのではありません。どういう泣き方なら大丈夫なのか理解し、どこまで自分たちはやるのかパートナーと決めてから実行する必要があると思います。また、赤ちゃんが泣くのを最小限に抑えるためにも、できるだけ先に生活リズムを整えて、ねんねルーティーンを覚えさせてから行うのが良いと思います。

段々寝る前に泣く時間が短くなった娘は、今では全く泣くことなく自分で寝ています。起きてたときも泣くことなく、私たちが部屋に迎えに来るのをゴロゴロしながら待つようになりました。

 

以上が、私たちが生後2か月から試してみて効果があった方法です。やってよかったと思っていますが、私が感じたメリットとデメリットを書いてみます。

 


スリープトレーニングのメリット

  • 寝かしつけに時間がかからなくなった
  • 原因なく夜泣きしない(夜泣きしたのは、寝返りできるようになったとき、座れるようになったとき、歯が4本一度に生えてきたときだけ)
  • 夜中の授乳が自然に減っていった
  • 眠いグズグズがなくなり、昼間の機嫌がよくなった
  • 一日のスケジュールが大体決まったのでお出かけしやすくなった(必要な場合は、お昼寝の時間を朝から調整)
  • 昼も夜もしっかり寝てくれるから、自分の時間が持てるようになった
  • 夜寝かしつけた後、安心して義母に留守番を任せて外食できるようになった

 

スリープトレーニングのデメリット

  • どうしてもお昼寝の調整が難しく参加できないイベント等があった
  • お友達の家ではうまく寝付けないことがあった
  • 赤ちゃんにスケジュールというと、批判的な目で見られることがあった


 

義母世代のイギリスでは、生後すぐ退院したその日から赤ちゃんを自室で一人で寝かせていたようです。最近では乳幼児突然死症候群を防ぐため、6か月までは同じ部屋で寝ることが推奨されています。それでも娘を産む前は、6ヶ月の赤ちゃんなんてまだまだ小さいのに一人で寝かせるなんてかわいそう!と思っていました。

ところが、娘が6か月になる頃には、朝までぐっすり眠る娘の横で、私が咳をしたり夫がいびきをかいたりして、起こしてしまうほうがかわいそうになり、結局別室で寝るようになりました。私たちが寝ている間も、ベビーモニターはずっと音をだしてつけっぱなしにしているので、何かあったらすぐに見に行くことができます。自分で眠りにつけるから、親がずっと横にいる必要はないのです。

添い寝と一人寝どちらがいいか、など赤ちゃんの眠りについては色々な議論がなされていますし、たった一人の娘しか育てたことのない私は、何が赤ちゃんにとってベストかなんて断言することはできません。それぞれの家族の生活や考え方に合ったやり方をするのが一番だと思います。ですが、赤ちゃんが夜寝ついても眠りが浅くなる度に起きて泣いてしまうのは、親も大変だけど赤ちゃん自身もかわいそうな気がします。完全に自力で眠れるようにまでしなくとも、眠るのが苦手な赤ちゃんが少しでも上手に眠れるように、工夫をしてあげるのは悪いことではないと思います。

 

過去記事はこちら

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録① きっかけ編

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録② スタート編

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録③ 眠れる環境作り編

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録④ 寝かしつけ編

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録④ 寝かしつけ編

前回、寝かしつけに悩んでジーナ・フォードの本を買ってみて、まずは暗い部屋で寝かせるようにしたところまで書きました。

yumih.hatenablog.com

きっちり一日のスケジュールが決まっているジーナ・フォードのやり方は、日本語でも英語でもレビューは賛否両論です。覚悟して読み始めましたが高圧的な書き方にびっくり!自分のやり方以外は絶対に認めないという感じで、読んでいてイラっとしてきます。でも、そんだけ言うならやってみようじゃないか、という気がしてくるから不思議です。

 

書いてあるスケジュールそのものは、清水悦子さんが書いている安眠スケジュールとあまり変わりません。朝寝をして長い昼寝をして短めの夕寝をし、月齢が進むにつれて夕寝をなくし朝寝をなくし、最後は昼寝もいらなくなっていく。違うのはこのスケジュールに取り組む姿勢です。清水さんの場合は、問題がなければこのスケジュールにしなくてもいいし、赤ちゃん主導で進めるというスタンスです。ジーナの場合は、親主導できっちりこのスケジュールにという感じです。どちらにしても毎日理想のスケジュール通りにはいきません。本に書いてあることはガイドラインとして使えばいいだけです。しかも、娘はとにかく眠い子だったので、いつも一つ下の月齢のスケジュール感でちょうどいいくらいでした。

 

The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers

The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers

 

 

昼寝のタイミングをつかむ

書き方にうんざりしつつもジーナ・フォードの本を読んで、非常に役に立った情報が2つあります。1つ目は、生後2か月程の赤ちゃんが起きていられるのはせいぜい2時間程度ということ。6ヶ月でも2時間半くらい。これを以上長く起きていると、疲れすぎて反対に眠れなくなってしまう。赤ちゃんの昼寝がうまくいかない原因の多くはこの疲れすぎにある、ということです。*1

清水さんの生後2~4か月の安眠スケジュールを見てはいたものの、毎朝7時まで寝ているわけではないので、朝寝がスケジュールより早くに始まったり長かったり短かったり、その後どういう風に調整していけばいいか悩んでいました。しかも、娘が目をこすったり眠いサインを出す頃には、もう眠すぎか疲れすぎで簡単には寝かしつけられない状態になっていたのです。

ですが、起きた時間から2時間がすぎないように意識して、眠くなりすぎる前に授乳は終えて、はっきり眠そうではなくてもこのタイミングになったら寝かしつけてみることで、眠すぎ疲れすぎのグズグズが避けられるようになりました。そして、薄暗い部屋で絵本を読んでウォールステッカーの動物たちにおやすみツアーをして寝かしつけると、大人しく寝てくれる確率が格段に上がったのです。朝寝は10時までとか夕寝は17時までとか細かいルールがあるのですが、とりあえずそういうのは無視して起きてから1時間半すぎから寝かしつける、という作戦で1日に3回の昼寝が上手くいくようになっていきました。

もちろん、すぐに毎回大成功ではありません。特に夕寝にてこずって時間がかかりすぎ、仕方がなく夕方散歩に出てベビーカーで寝かせる、ということはよくありました。それでも、おっぱいを寝かしつけに使う回数は段々減っていきました。そうすると、30分程で起きてしまっていたのが、1時間半とか2時間とかまとまって昼寝してくれるようになりました。2時間昼寝してくれると本当に助かります!たまった家事を片付けられるし、産後まだまだ疲れていたので一緒に昼寝したり、お出かけの予定があるならその時間にメイクしておいたり、生活に余裕が出てきました。

 

Crying Downで寝かしつけ

次に役に立った情報は、眠ろうとする赤ちゃんが泣くときに2種類の泣き方があるということです。眠っている赤ちゃんがお腹が空いて起きると、まず小さな声を出し始めます。この声に大人が気が付かず、赤ちゃんが放っておかれると少しずつ泣き声は大きくなっていきます。気づいてもらえるまで段々と泣き声を大きくしていくのです(Crying up)。眠いのに上手く眠ることができず泣いてしまう赤ちゃんの泣き方はこれと反対だそうです。まず大きな声で泣き始めます。 ですが、少しずつ泣き方にも間が空いていき、段々と泣き声も小さくなっていきます(Crying down)。眠いこと以外に何も問題がなければ、10~30分程かけて少しずつ泣き声が静まっていき眠りにつきます。

泣いている赤ちゃんを放っておくのは辛いですが、10分間は待って様子を見ます。まだ泣いている場合は、そっと部屋に入って低い声で話しかけたり頭をなでる、などあなたは一人じゃないのよってことを伝えたら静かに部屋を出ます。ただし、これも数分だけで時間をかけすぎないように済ませます。そしてまた10分待って、と繰り返します。ただし、こうして泣かせてもいいのは、赤ちゃんのお腹はいっぱいでオムツもきれいで、他に泣く原因が何もないときだけです。また、毎日決まったベッドタイムのルーティーンをして(清水悦子さんのいうイチャイチャタイム)、赤ちゃんを安心させてあげた後にするものです。*2

 

ただただ泣かせておくのは辛いし心配ですが、どんな泣き方でどの位なら許容範囲なのか基準ができたので、なんとか我慢することができたと思います。この寝かしつけを始めてしばらく経ったときに、娘の泣き方が大きくなったことがありました。これはいつもの泣き方と違う!とすぐに部屋に行ってみると、部屋が暑すぎてシーツが汗で湿っていたことがありました。問題があると本当に泣き方が大きくなるようです。

パートナーの協力も必要です。私の心が折れそうなときに、夫がもう少し待ってみようと言ってくれたお陰でなんとか10分待てた、ということは何度もありました。また、どうしても上手く眠れないときは、もう一度しっかり抱っこしてあげて子守唄を歌って安心させて、それから絵本を読んでウォールステッカーの動物たちにおやすみを言う、ベッドタイムルーティーンをしてあげたりしています。赤ちゃんが何を必要としているかは、最終的には親が自分の本能に従うのが正解だと思います。

 

そして数週間後…

Crying downでの寝かしつけは生後6か月頃までで推奨されています。幸い私たちは生後2か月とかなり早くに始めたので、数週間経つと数回ウェーウェーと言っただけで眠りにつくようになりました(もっと月齢が進んで、おっぱい飲みながらじゃないと眠れない、というように眠りを何かに結び付けていたらもっと時間がかかるのかもしれません)。寝る前のルーティーンが確立し、2、3時間かかるようになっていた寝かしつけが30分で済むようになりました。

当時の私たちのルーティーンはこんな感じでした。まずお風呂から出たらベビーマッサージをしてオムツをつけてパジャマを着せます。その後、授乳をして絵本を読んで、部屋に貼ってあった動物たちとお話するように娘と一緒に一日を簡単に振り返りおやすみを言います。これを寝る前に赤ちゃんを安心させる時間として、間接照明だけにした薄暗い部屋で静かに行います。そして、そっとSleepyhead(これが何かは過去記事をご覧ください)に置くと、少し泣いてもすぐに自分の指を見つけ、指しゃぶりをしながら眠りにつく、という流れができあがったのでした。

 

 

シリーズ記事はこちら

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録① きっかけ編

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録② スタート編

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録③ 眠れる環境作り編

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録④ 寝かしつけ編

生後2か月からのスリープトレーニングまとめ

*1:上の本の20ページ参照。

*2:以上は同上の本39~41ページを私なりに翻訳したものです。

仕事復帰早々風邪をひきました

復帰2週目、今週は4日間フルの予定だったのですが、最後まで持ちませんでした…週4日なのにもたないなんて情けない…2週間前に娘からもらった風邪を完全にこじらせました。娘は鼻水は出るけど元気なのに、私だけヘロヘロになっているのは仕事のせいということにしておきます。復帰してこんなすぐ休むなんて!という気持ちと、まだ何も急ぎの仕事はないんだから今しっかり休んで治しておけ!という気持ちに挟まれながら、結局休みました。午前中ひたすら眠り続けたら熱が少し下がったので、このまま寝ていて夜眠れなくなると困るのでブログを更新してみたりしています。

 

産後の体調不良はなぜ?

異国の地の病原菌は風邪ですらも日本と違うのか、イギリスでひく風邪は重症化、長期化しやすかったのですが、産後この傾向が特にひどいです。11ヶ月の間に、鼻水がひどすぎて昔やった副鼻腔炎がぶり返しそうになったり、胃腸炎になったり(これは日本にいるとき)、今回は咳が気管のほうにきていて咳き込みすぎて肋骨が痛いという状態です。他にもちょっとした風邪は数えきれない程。なんでこんなに産後は体調不良が続くんだろう…私に当てはまる原因は何かを考えてみました。

 

母乳育児

産後2、3か月過ぎたあたりから完全母乳で育てていたので、母乳に栄養が回ってしまって免疫力が下がるからかなぁ、と思っていました。でも、今は授乳は娘が夜寝る前1回だけです。7か月頃までは面白いくらい落ちていった体重も、8か月すぎて娘がモリモリ離乳食食べるようになってからは、油断するとリバウンドするようになりました。なので、もうそれほど栄養もカロリーも取られてないだろう、と感じています。

授乳のために薬が飲めない、という原因も考えられますが、元々痛み止め以外の薬はあまり飲まないほうだったので、私の場合は関係ない気がします。

後は今回の風邪悪化の際に、断乳、卒乳の際に風邪をひきやすくなるらしいと、義母に言われました。ちょろっとグーグルしたところ、ホルモンの変化で~、という妊娠・出産ではお決まりの文句が出てきました。ほんの少しでも自分の体からミルクを出すなんて、通常とは違うことをしているので、体が通常運転に戻るのにも何か影響があってもおかしくはないのかな、と思います。最近娘は私のおっぱいに興味を失いつつあるので、私の体は何か感じ取っているのかもしれません(飲みながら私の手をつかんで遊びだして、一人でウフフっと笑って飲むのを止める、という毎日です)。

 

睡眠不足

幸い娘は生後4か月からは、7時に就寝した後、私の就寝前11時頃に起こして授乳すれば朝6時までは寝てくれていたので、あまり睡眠不足が続いたことはありませんでした。歯が生えてきたとか鼻が詰まってるとかで、睡眠を妨害されることはありましたが、体調を壊すほど深刻ではありませんでした。そして、産後女性の体はホルモンの影響で細切れ睡眠でもなんとかやっていけるようになるそうです。この話を耳にして以来、夜中2、3回起きる程度なら大丈夫と自分に言い聞かせています。気の持ちようなのか、本当にホルモンの作用なのかわかりませんが、実際にそれくらいなら翌日にあまり影響はありません。ひどい夜泣きをする赤ちゃんのお母さん達には深刻な影響がありそうですが、睡眠不足は私の体調不良の原因ではなさそうです。

 

運動不足と筋力低下

特にこれといったスポーツをする訳ではありませんが、妊娠前は時間があればちょっと走りに行ったり、定期的にピラティスをしていました。

私は昔から体が柔らかくて、それがいいことだと思っていたのですが、イギリスにきてからこちらの靴が合わずひどい外反母趾になりました。痛みが強いので専門の病院に行ったところ、Hypermoiblityといって関節が柔らかすぎる障害の一種で、体を支えるのに普通の人よりエネルギーが必要で疲れやすい。そして、骨盤をはじめ体のあちこちがずれやすく、足の一点に体重が集中してしまい外反母趾になった、ということでした。当時は慢性的な腰痛にも苦しんでいました。体幹を鍛えることで体を支えるられるようになって楽になるからと、ピラティスをすすめられました。これで痩せられたら一石二鳥だなぁ、という安易な考えもあり、定期的なピラティスは習慣になりました。すると、いつの間にか腰痛も外反母趾の痛みも良くなっていました(プラス、ちょっと痩せました)。

ですが、妊娠初期はつわりであまりできず、さらに妊娠20週には切迫流産で運動は完全に断念。妊娠後期になってから調子のいい時は、DVD見ながらマタニティピラティスをやってみてはいましたが、あれだけお腹が大きくなれば腹筋が壊れるのは避けられません。産後は腰痛に苦しんだので、整体に通って体幹を鍛える筋トレメニューを作ってもらい、しばらくしてからピラティスもやり始めました…が、娘のお昼寝時間が短くなり、あちこち動き回るようになって以来さぼっています。心なしか体力も落ちた気がします。仕事に戻ってから運動する時間なんてますますありませんが、これはなんとかしないといけません。

 

産後1年はまだ産後

娘はもうすぐ11ヶ月で、昼間の授乳も終わり夜もよく寝るので、なんとなくもう産後は終わったような気がしていました。でも、授乳を続けているのだから、ホルモンの影響はまだあってもおかしくはないですね。それに、妊娠中に少しずつ長期間かけて起こった体の変化は、まだ残っているのかもしれません。確かに私はもうちょっと筋肉があったはず…!母乳育児で体重だけはスルスルと減っていったから油断していました。どのくらい効果があるかはわかりませんが、失った体力を取り戻すため、定期的な運動の時間を作るよう努力してみようと思います。

そして、こんなブログ記事が書けるくらいなら仕事に行くべきだったかもしれない、と反省しています。

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録③ 眠れる環境作り編

間があいてしまいましたが、前回朝ちゃんと起きて生活リズムを整えようとしたところまで書きました。この時点ではまだまだ寝かしつけにてこずっていました。いつも寝ていたSleepyheadは、眠いけど眠れない辛く苦しい場所と認識されてしまったのか、置いた瞬間に必ず泣くように悪化したようですらありました。

yumih.hatenablog.com

 
とにかく試行錯誤…

まず読んでみた『安眠ガイド』の寝かしつけの章に、いくつかの寝かしつけ方法が書いてありますが、生後2か月にはちょっと早すぎるものばかりな感じがします。枕元にぬいぐるみやタオルを置いて寝かせるのは2か月ではまだ心配で、おしゃぶりはすぐにぺっと出されてしまい安眠グッズ作戦は失敗。隣で寝たふりも添い寝じゃないからか、全く意味がありませんでした。この本では寝る前30分間のイチャイチャタイムで赤ちゃんを安心させることがキーなのですが、生後2か月の赤ちゃんと30分過ごすというのはなかなか難しく…。多少は落ち着かせる効果があるようだった絵本を読むことと、2か月の娘の目にもなんとか認識できていたウォールステッカーの動物たちへのおやすみツアーを試してみてはいました。眠すぎてそんなことしてるとギャン泣きという日のほうが多かったのだけども…。

 

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授乳後、私の膝の上で眠りこける娘。当時は悩んでいたけど、今思うとこれはこれで可愛かった…

 

そこで次にやってみようと思ったのが、ねんねトレーニングについてネットで調べたときによくあげられていた泣かせておく寝かしつけです。『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』という本が有名なようだったので買おうとしたのですが、日本語訳がイマイチというレビューがあったのとKindle版はなかったので、英語でこの本を買って読むことにしました。(多分、日本語訳があるのはこの英語版とは別の本だと思います。)

The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers

The Complete Sleep Guide For Contented Babies & Toddlers

 

読み始めてすぐに気がついたことは、ネットでは泣かせておく部分ばかりがフォーカスされているけれど、大事なのはそこではないということ。泣かせるスリープトレーニングの前に、安眠ガイドと同じで生活リズムを整えることと、赤ちゃんの眠りを阻害する全てのファクターを取り除いた環境作りをすることが必要なことに気がつきました。

 

眠るための環境作り

ちょうど同じ時期に、保健士さんが産後の定期検診で自宅に来てくれたので、昼寝も含めた寝かしつけの問題を相談しました。そこで次のことを指摘されました。

  • 昼寝を明るいリビングでさせているから上手くいかない。私が活動しているのとは違う静かな部屋でさせるべき。
  • 夜も私達が寝るよりももっと早い時間に寝かせるべき。そのためには別室で寝ることになる。
  • 別室で寝かせるために、ベビーモニターを買ったほうがいいのでは。

大して広くない私達のアパートではどこにいても泣けば聞こえるから、モニターなんて絶対に必要ないと思っていたアイテムです。電動搾乳器に続き、産前は必要ないと思っていたものを買うことになりましたが、毎晩7時に寝てくれるようになった後にはなくてはならない物になりました。

 

そもそも、私達はいつも娘を私達と同じ部屋にいさせていました。昼も夜も寝たり起きたり、泣いたら授乳だからそれで問題ないとと思っていました。つまり、娘は私達が寝る時間まで、テレビもついている明るい部屋にいたのです。新生児の頃はそれでも普通に寝ていたので、生後2か月過ぎてもそのままでした。けれども、ずっと真っ暗なお腹の中にいた赤ちゃんには、生活リズムをつけて環境を整えて昼夜の区別をつけてあげる必要があるんですね。新米お母さんお父さん達でも、こんなこと知っていて当たり前なのでしょうか。お恥ずかしながら、私達は問題に直面するまで全く考えていませんでした。

 

Sleep Guide』にも、昼寝も含めて寝るときは真っ暗な部屋で、寝やすい環境作りをすることがまず推奨されています。とりあえずは、娘の昼寝時はリビングのカーテンを閉めるだけで試してみましたが、遮光カーテンではないので日中はあまり暗くならず、私も自分の物音が気になるようになっただけで、大した効果は得られませんでした。なので、腹をくくって暗くても見える赤外線カメラのついたモニターを買い、娘の部屋は遮光カーテンでも窓の隙間から光が洩れて昼間は明るいので、窓に貼り付ける遮光シートも買いました。昼寝の時と夜私が隣で眠りにくるまでは、娘を一人で娘の部屋で寝かせる環境を整えて、いよいよ泣かせるスリープトレーニングに取りかかることにしました。

 

 

シリーズ記事はこちら

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録① きっかけ編

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録② スタート編

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録③ 眠れる環境作り編

生後2ヵ月からのスリープトレーニングの記録④ 寝かしつけ編

生後2か月からのスリープトレーニングまとめ